NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。
今日(6月11日 土)は、相賀の里の会主催の「杏子の収穫とジャムづくりの会」に参加しました。
過疎化が始まった島田市相賀地区で、平成27年(2015年)に地域活性化を目的に立ち上がった「相賀の里の会」は、「杏子の郷づくり」活動を中核に据えて、大豆やひまわり栽培等を手掛けて今日に至っています。
杏子の苗木は、設立の翌年から植樹し始めて今年は6年目、相賀地区には約200本弱の杏子の木が植わっています。
木はまだ小ぶりですが、初春にはピンクの花が咲き、6月初旬には実を付け始めました。
最終的には、たくさんの花が咲き、実を収穫し易いようように、枝を広げてさかずき型の低木に仕上げて行く予定です。
既に杏子の実は完熟状態で、一部の会員が収穫してあり、今日は収穫未経験の会員のために残してあった杏子の木から収穫を行いました。
午後2時から、杏子のジャムづくりが始まりました。
講師は、島田市鍋島で「ハマナスとハーブ園」を経営し、相賀の里の会の会員でもある「中村貞一郎」さんです。
中村さんは、ハマナスのジャムづくり名人で、たくさんのファンとリピータを持っています。
今日はその関連で、ハマナス園のフアンのみなさんと、地元企業のA社さんの社員が参加し、賑やかなジャムづくりになりました。
ジャムづくりは誰でもできるが、基本に忠実にやることが肝心です。今日は杏子ジャムの試作品がたくさんでき、参加者全員がお土産で持ち帰りました。
終了後は懇親会に移り、杏子を中心としたこれからの活動に花が咲きました。
地域活性化を目的としたまちづくり活動はなかなか難しい。
まだまだ先が長い。
筆者も、相賀の里の会の発起人として会の設立に携わり、現在は顧問となっていますが、通常活動に参加しながら温かく見守って行きたい。