「ふじのくに地球環境史ミュージアム」を見学
NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。
今日 (2月17日 金) は、「静岡 生活情報交換会 2月例会」 に参加しました。
「静岡 生活情報交換会」 は、最初の発端は、某企業の退職者が、ボケないでお互いに刺激し合い、たまには良い話を聞こうと集まった会でしたが、幹事団の頑張りで、会員も増え、とうとう80回を超えるイベントをこなす会に発展してきました。
今日の題材は、「ふじのくに地球環境史ミュージアム」 の見学でした。
「地球環境史」 とは、人と自然の関係のことで、そこから未来の豊かさを考えることが目的です。
私たちは、便利で豊かな暮らしを築き上げましたが、その反面で様々なリスクに脅かされています。
そこを考え、またその先を考えようと言うのが、「ミュージアム」 の目的だという。
この「ミュージアム」 は、これまでの、見学者がただ見て歩く博物館ではなく、見て、聞いて、さわって、双方向のコミュニケーションを取るように心掛けているという。
ボランティアのガイドさんとは、質問・提案・意見などやり取り自由だという。
今日は、展示ステージだけではなく、これから展示のための工作室や、その作業なども見せて頂いた。
見学者と、ミュージアムとの、双方向のやり取りの中で、何かを見つけようという発想が窺えました。
発足当時から比べても、展示点数は格段に増加していることが如実に窺がえました。
「地球環境史」 は、実に奥深い。
追えば追うほど、調べれば調べるほど、奥が深い。
探究も、研究も尽きない。
今、私たちの暮らしは、地球2.5個分の豊かな生活をしているという。
いつか、地球の資源は尽きる。
その前に、考えられるあらゆる知恵を出して、身の丈に合った、地球一個分の生活に戻す必要を感じます。
パンフレットに、「そしてミュージアムは、そこから未来の豊かさとは何かを考えます」 と書いています。
豊かさとは、物と心の豊かさがあるという。
私たちは、物質的にはそれなりの豊かさを手に入れましたが、自然を犠牲にしました。
更に豊かさを追求するのか。
それとも自然を取り戻し、これ以上の豊かさを我慢するのか。
ミュージアムは、それを私たちに考えさせるように演出し、今日も、明日も訴えています。
私たちは、良く考え答えを出していかなければならない。
見学ステージは、8つのブースに分かれていますが、第9ステージ・第10ステージは、そのヒントを投げかけています。
少し、間を置いて、もう一回、訪ねてみようと思います。