NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。
昨日 (9月19日 夕方) は、元職場の戦友が集まり懇親をしました。
敢えて戦友と書いたのは、同じ釜の飯を食べ合って、共通の目的を持って戦ったという思いがあるからです。
会社は、社会貢献をする中で、会社の繁栄を目的に、営利を追求するという社員共通の目的があります。
集まると、健康の話も出ますが、元会社の行く末が懇談の中心になり、時代が過ぎても
話が盛り上がり、それなりに楽しい時間です。
会社をリターヤーして、自治会や市民団体活動に参加し、懇親会の大半に出席していますが、団体をどうしよう、こうしようという話は全くと言っていいほど出ません。
殆どが世間話です。
勿論、元会社の話を持ち出す人もいません。タブーになっているようです。
自治会や市民団体は、上下もないし、命令系統もありません。
穏やかな指示系統は保持していますが、基本的に個人行動の積み上げ方式です。
指導やアドバイスも希薄で、人を育てる下地も殆どありません。
地域に来てまで、命令や指示を受けたくない、が多くの人の本音です。
そういう人の集まりですから、仕事を改善したり、改革したりする提案はありませんし、提案しても纏まりません。
従って、行事(イベント)を追うのが主な仕事になります。
元職場の同僚で、地域活動を経験した人の中には、活動に限界を感じ早々に退散したという話も良く聞きます。
現在、大都会で自治会長を担当している元上司の幾人かに話を聞くと、都会の自治会活動はどんどん縮小し、行政の伝達業務に特化してきているようです。
おのずと、住民の絆も薄れてきているようです。
従って、田舎では考えられませんが、自治会は200円/一月 くらいだそうです。
自治会役員は、ボランティアで、無報酬だそうです。
だんだん田舎も都会化していくのでしょうか。
都会でも、田舎でも、役員のなり手が少なくなり、どこの市町村でも困り出しました。
魅力のある仕事にすることが先決ですね。
寂しい限りですね。