今年度もあと4ヶ月、自治会に思うこと。

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

令和2年度もあと4ヶ月余り、今年度の自治会の「3役選考委員会」がスタートしました。

 

是非、淀みのない人事、適格者の育成人事につとめ、自治会を活性化してもらいたいものです。

 

筆者は、市民活動団体事務局や、元会社や学校のOB会事務局をやる傍らで、自治会(町内会)3役入りをして、もう4年が過ぎようとしています。

 

3役入りをした密かな目的は、市民団体が広域活動(横糸)に対して、自治会は特定地域活動(縦糸)で、横糸と縦糸の連携・協働の模索でした。

 

全国的にも、島田市も同じですが、市民団体と自治会の連携・協働は非常に少ない。

 

市民団体は、環境や防災や教育などの分野で、それぞれの専門知識と経験を持って広域

活動やっていますが、活動の地域浸透力に弱点があります。

 

一方、自治会は地域への浸透力は速くて、強い特徴を持っていますが、専門分野の知識や経験は少ない。

 

この両者が連携・協働すれば鬼に金棒、自治会3役入りの目的はこれに期待しました。

 

しかし、4年間、力不足はありますが市民団体活動との連携・協働は全く動きません。

 

都会の自治会活動に携わっている友人に聞くと、役員のなり手がいなく自治会活動は大きく後退しているという。

 

田舎の自治もいずれ都会の風潮に染まって行くのでしょうか、兆候が見えています。

 

コロナ禍、政界では「組織の縦割り」「既得権益」悪しき「前例主義」を打ち破ろうと大ナタが振るわれようとしています。

 

自治会も長い間に、新しいことを受け入れる余裕がなくなっています。

 

「いい加減(かげん)」「案配(あんばい)」などの言葉・行動も定着しています。

 

選考人事と共に、少しで良いから新しいことを受け入れる雰囲気や土壌を作りたいものです。