しまだ環境ひろば 「エネルギー・まちと交通分科会」 です。
島田市の旧市街地の、北部を流れる、大井川用水 「伊太谷川」 に最近異変が起こっています。
市民のみなさん、お気づきですか？
普段は、水量たっぷりの水が、たぶったぶと、音を立てて流れているのに、最近は、ちょろちょろと流れています。
それもそのはず、伊太に、「小水力発電所」 ができるために、川をせき止めて、工事を開始しているからです。
＜伊太小水力発電所の概要＞
■ 所在地：島田市伊太
■ 最大出力：約８００Kw
■ 発電方式：水路式
■ 使用水量：約１７〜６㎥／ｓ
■ 有効落差：約７ｍ
■ 水車本体：プロペラ水車
■ 工事期間：平成２３年８月〜平成２５年６月
東電の原発事故や、浜岡原発の全面停止などから、地域自然エネルギーの創出と、その利用推進は、注目を浴びています。
国営事業とは言いながら、県内初の農業用水を利用した発電所です。
島田市は、大井川用水が、市内のいたるところを流れています。
今回のような、大掛かりな事業ではなく、小水路を使った、もっと小規模の
”マイクロ発電” ができるはずです。
最近、小水路用の、落差が無くても発電できる、
素晴らしい発電機が開発されています。
用水路を利用した、「小水路マイクロ発電」 を何とかものにしたいものだ。
しまだ環境ひろばでは、情報収集に努めています。
写真は、今日の、伊太小水力発電所の建設現場写真です。
