「早ね早起き朝ごはん」 の基本

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。


10月10日 市民環境塾 「早ね早起き朝ごはん」 を開催に際して、市内25幼稚園・保育園様に、参加要請往復ハガキを発信しました。


残念ながら運動会練習時期に当たり、参加は4園5名に止まりました。


結局、10数名の一般市民を加えて17名の出席で開講となりましたが、一人の講師で、調理指導を含めた講演会には程よい人数になったのではないでしょうか。


みなさん、かなり理解されて、事後アンケートの結果では、高評価でした。


先の、往復はがきの返信に中に、次のようなSOSが発せられていました。


◆ 「早ね早起き朝ごはん」 の基本は大切ですが、個々の問題は多様で、一律の考えや指導・助言の難しさを感じています。

◆ 共働きの家庭にどのように伝えて言ったらいいのでしょう。


など、「早ね早起き朝ごはん」 への疑問が寄せられました。


学校も、幼稚園も、保育園も、家庭も、「早ね早起き朝ごはん」 が良いことは分かっているのです。


しかし現実はできない家庭がある。


園も家庭も苦しんでいます。


しかし、もし、お母さんが、お父さんが、子供のとき、朝ごはんを食べて登校できなかった屈辱感や、空腹感を感じていたならば、自分の子供だけはそうありたくない、という思う気持ちは誰もお持ちなのではないしょうか。


お母さんが仕事を持っている家庭が、必ずしも朝ごはんを食べて行かない子供たちが多い、という結果は現れていないのです。


その気があれば、子供たちと一緒に、朝ごはんを食べられる環境を作り出す事はできるのです。


確かに難しい問題ですが、指導する側は、信念をもって、粘り強くこの運動を進めていくしかないと思います。


それが基本ですから。


基本を、規律をおろそかにしたら、そこからどこまでも崩れて行ってしまいます。