NPO法人 しまだ環境ひろば 「食生活分科会」 です。
一般家庭における食料品支出額の中で、昨年 (2011年) は、米をパンが追い越したというショッキングなニュースが報道され驚いた記憶があります。。
去る2月1日、総務省が発表した家計調査では、2年ぶりに米が、「主食」 に返り咲いたという発表がありました。
ただ、これは米の値上がりによるもので、額でパンを上回っただけで、量は依然として下回っているという。
しかも、増えているのは、高齢者や共働き世帯などの、コンビ二やスーパーの弁当への依存の増加という、消費構造の変化によるもので、さびしい限りである。
米を炊いて、家族みんなで、主食の米を食べる、という日本人のルーツはどこに行ってしまったんだろうか。
お米を取り巻く問題は、食料自給率の低下問題、減反問題、TPP問題、耕作放棄地問題など、いろいろありますが、先ずは、もっとお米を食べる事から始めることが肝心ではなかろうか。