静岡県景観賞と、島田の景観計画

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。


今10月、「静岡県景観賞」 が、決まり、来る11月29日(金) 授賞式が開催されます。


静岡県 ホームページから抜粋 景観賞設定の経緯


県及び関係団体で構成する「美しいしずおか景観推進協議会」は、県民共通の資産である県土の景観に関する啓発活動により、しずおかの美しさを守り・育て・創ることを目的として創設され、昭和63年度以降「静岡県都市景観賞」により、優れた都市景観を創出している地区等を表彰してきました。平成20年度からは、都市部だけでなく、県土の景観を守り育てるため、賞の名称を「静岡県景観賞」に改め、田園や農山漁村などの幅広い景観にも対象を拡大して実施しております。


第6回 静岡県 景観受賞地区一覧


■ 最優秀賞(静岡県知事賞)
 ◆ 民間施設部門
   ◇ 世界遺産富士山を望む風景美術館「日本平ホテル」 静岡市清水区

■ 優秀賞(美しいしずおか景観推進協議会賞)
 ◆ 公共施設部門
   ◇ 在来種タンポポ里山景観「遊木の森」 静岡市駿河区

  ◆ 田園・農山漁村部門
   ◇ 遠州森町―水田3倍活用の農業風景―   森町

  ◆まちなみ部門
◇ 遠州横須賀のまちづくり 掛川市


折りしも、島田市では、来る平成26年1月に「景観計画」「景観条例」 が発令されます。


島田市にも誇れる景観が今でもいくつかありますが、それを更に磨き上げるか、数年計画で新しく作り上げ、挑戦できないだろうか。


 ◆ 栃山川の桜堤防と菜の花
    島田市の環境市民団体が、休耕田を活用して菜の花を咲かせています。このノウハウを活用して、栃山川の土手を、ほぼ同時期に咲く、桜と菜の花で満開にする。

  ◆ 相賀谷川の土手を、桜・たんぽぽ・つくし・ふきのとう・ワラビなど、春の名所とする。

  ◆ 家山川一体の桜ともう一つ何かのコラボレーションなどなど。


しまだ環境ひろばでは、市と協働して、「しまだの里山30選パンフレット」 を作っていますが、素晴らしい景観の中に、景観を無視した構造物ができてしまっているケースがいくつかあります。


こうしたことの無い様に、来年1月施行の、「景観計画」「景観条例」 に期待したい。