農業は本当に難しい

NPO法人 しまだ環境ひろば 「食生活分科会」 です。


しまだ環境ひろばでは、6年前、中溝町旧COOP前の休耕田を再生して、「コミュ二ティ農園」を開設し、70坪を個人農園に、280坪を共同農園に区分けして今日に至っています。


この6年間、夏〜秋は、「大豆」・「さつまいも」を、秋から初夏には、「菜種」 を栽培してきました。


栽培は、化学肥料や農薬は一切使わず、もっぱら堆肥と苦土石灰にたよってきました。


その結果、菜種は、この6年間、年々収量が少しづつ減少してきました。


大豆は、昨年まで連続で豊作できましたが、今年は様子が違います。


10月には、たわわに実り、一部ですが「枝豆」で収穫しました。


残した豆は、例年ですと11月中旬に収穫できる大豆が、一部は例年通り葉っぱが枯れて、実はたわわに実ったのですが、一部はいつまで経っても葉っぱが枯れません。

とうとう葉っぱが枯れない大豆は、実が太くなりません。


大豆の専門農家に聞いたのですが、どうやら症状が同じで、秋を飛び越して一気に気温が低下した事が原因ではないか、との事でした。


連作も原因かとも思いますので、11月に予定していた、「菜種の苗植え」 はやめて半年、休耕することに決めました。


毎年、”苗植え” や、 ”菜の花まつり” を楽しみにしている、S・D・K 3つの保育園のみなさん、ごめんなさい。


写真は、今年7月の 「大豆の苗植え」 です。一生懸命に植えたのに、残念でなりません。 


農業は本当に難しい!!