環境市民グループの奮起を

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。


島田市には、「環境基本条例」 に基づいて策定した、10年計画の 「環境基本計画」 があります。


 ■ 第一次環境基本計画は、公募によって集められた市民が、 「環境100人会議」 を構成して計画を策定し、平成15年3月に施行されました。


 ■ 第二次環境基本計画は、やはり公募によって集められた市民が、「環境市民会議 25名」 を構成して計画を策定し、平成25年3月に施行されました。 昨年、第二次10年計画がスタートしました。


 ■ 第一次計画は、環境の分野を5つの分野 (水とみどり � ごみ � エネルギー � 食生活 � 環境教育) に分けて、市民・市民グループ・事業者・市の取組と指標がそれぞれ設定され、毎年度終了後には、進行管理 (取組とその指標の実績が集計され意見交換会を開催) がしっかりとなされました。


   ◆ しまだ環境ひろばは、環境基本計画書に書かれた、市民グループの取組を実行すべく、百人会議の有志が集まって発足した市民環境活動グループです。


   ◆ この10年間、一生懸命に取り組んで成果を出してきました。その結果は毎年発行されている 「島田市環境報告書」 に詳しく記載されています。


 ■ 第二次計画は、環境の分野を5つの分野 (� 自然環境 � 生活環境 � 資源循環 � 地球環境 � 環境教育) に分け直して、市・市民・事業者の取組が設定 (指標はなくなりました) されました。 年度終了後には、進行管理が予定されていますが、これからです。


 ■ 第一次と第二次の大きな違いは、第一次にあった、市民グループの取組や指標が全くなくなり、その代わりに、「しまだエコ活動」 制度がスタートしていることです。


しまだ環境ひろばは、 「平成25年度 しまだエコ活動」 に9件、 「平成26年度エコ活動」 に10件の活動を登録し市民活動を展開しています。


「しまだエコ活動」 は、島田市のホームページで公開されていますが、登録はまだ3団体のみです。


「しまだエコ活動」 の趣旨を理解し、各市民グループには、奮って登録して活動してもらいたいものです。

第二次環境基本計画から、市民グループの取組やその指標がなくなってしまい、 「しまだエコ活動」 にも参加しないことになれば、島田市の環境市民グループの活動は細るばかりです。


環境市民グループの奮起を切望したい。