発表が待たれる電力自由化後のメニュー

NPO法人 しまだ環境ひろば 「エネルギー 担当」 です。


来年4月 (2016年) より、電力小売りの全面自由化が始まる。


これまでの大手電力会社の独占が壊れて、どこの電力会社から買っても良い時代になる。


発電会社にエントリーした会社は、もう600社以上に上っているという。


少しくらい高くても、再生可能エネルギー比率の高い会社から買うことも、料金体系が自分のライフスタイルに合っている会社から買うことも消費者の自由になる。


実施までにもう一年を切っているのに、各電力会社から内容 (電力メニュー) の発表がない。


昨年12月 (2014年) 全国の15歳以上の男女を対象にインターネットを通じて、日経リサーチが行った、「消費者の意識を探るアンケート調査」 の結果では、電力会社の変更を考えている人は35.6%もいることがわかったという。


電力会社を変えたい、という人は、最近、電力料金を上げた東日本地域に多いという。


これから、明らかに電力料金が高くなることが想定される中、消費者の電力会社選択は益々シビアなものになることが予想されます。


とにかく、一刻も早く、電力自由化後の、電力会社ごとのメニュー (基本料金・ライフスタイル毎の料金・供給の安定性・サービス内容などなど) を発表してもらいたい。


消費者には充分な研究期間 選択期間が必要です。