電力自由化、3ケ月先に迫る。

NPO法人 しまだ環境ひろば 「エネルギー 担当」 です。


去る1月4日(月) から、日経新聞 コラム 時事解説欄で、「迫る電力全面自由化」 の解説が始まり、しっかり読んでいます。


 ■ 1月4日(月) の記事内容


   ◆ 今年 (2016年) 4月から、電力の小売りが全面自由化される。

   ◆ 家庭向けの電力販売へ企業の参入が自由になる。

   ◆ 消費者は、自由に電力会社を選べるようになる。

   ◆ 2017年には、都市ガスの小売りも全面自由化され、電力事業やガス事業を隔てる 「地域」 や、「業種」 の壁がなくなる。

   ◆ 企業は選ばれるために料金やサービスを競う必要に迫られる。


 ■ 1月5日(火) の記事内容

   ◆ 全面自由化になると、どの程度の消費者が電力会社を変えるか。

      日経リサーチの調査では、37%が検討すると答えたという。


   ◆ 自由化の狙いの一つは、料金の引き下げだ。 

   ◆ そのためには、円滑な競争を促す仕組みが重要だ。


 ■ 1月6日(水) の記事内容

   ◆ 電力自由化時代の競争の形

      * 電力会社が現在の供給区域を越えた、「域外供給」 となり、激戦区は、首都圏だ。

      * 電力とガスのセット販売や、一つの会社が、電力とガスの両方を売る形態も出て来る。。

      * 小売り参入の条件は販売する電気を確保するための電源と、顧客基盤を持つことで、業界再編を促す。


今回シリーズで始まった、時事解説 「迫る電力全面自由化」 をしっかり読んで、自分の家庭はどういう態度をとるか、意思を持って決め、電力自由化に備えたいものだ。