人づくり=自立した市民づくりに貢献

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。


しまだ環境ひろばは、もう14年前、「第一次 島田市環境基本計画」 策定時集められた、「市民環境百人会議」 の参加委員を母体として設立されました。


第一次島田市環境基本計画が立案され、発効し、任務を終えた 「市民百人会議」 は解散しましたが、環境基本計画に掲げられた、市民の取組みを実行に移そうと再結成されたのが 「しまだ環境ひろば」 です。


「第一次 島田市環境基本計画」 は、望ましい環境像の実現に向けて、「5つの環境まちづくり」 を掲げ、その手段 (取り組み) の実行を、市民・事業者・行政に促しています。


しまだ環境ひろばは、この13年間、5つのまちづくりを目指して、市民のやるべきことを実行してきました。


単独行動もたくさんやってきましたが、どんなに良い事を実行しても、それが一般市民に浸透しなければ意味がないと思い、浸透活動には特に重きを置いてやってきました。


  ◆ 「市民環境塾」 (市からの委託事業) → しまだ環境ひろば塾に衣替えして年間10回ほど、13年連続開催

  ◆ 「島田市 くらし・消費・環境展」 の13年連続出展

  ◆ 公共施設の掲示板への活動実績・予告の掲示メンテナンス

  ◆ 「しまだ環境ひろばの日記 (ブログ」 の毎日更新

  ◆ 島田市ゆめ・みらい百人会議・しまだエコ活動登録参加 他各種活動への率先参加などなど


しかし、此処にきて、会員数も減り、高齢化して、活動の継続化の難しさに直面しています。


島田市の種々の会合に出席しても、市民活動の高齢化・会員数減少・後継者難は、深刻です。


しかし、この現象に歯止めをかけることはもはやできないと思います。


今、後継難に直面している、高齢市民団体はいずれ消えて行き、新しい世代の団体に生まれ変わって行くものと思います。


今、新しい市政が、人口と税収減、それに伴う市民サービスの低下を予測し、「市民の自主・自立」 を促し、 ”人づくり =自立した市民づくり” を前面に出しています。


目指しているのは、団体や、人の継承ではなく、知識や技量や、考え方など無形の継承、すなわち何でも行政に頼るのではなく、自立のできる市民づくりなのです。


そういう市民ができない限り、成熟した社会 (低成長社会) を乗り越えて行くことはできないだろう、ということです。


しまだ環境ひろばも、後継者難ですが、焦らず、これからは、「人づくり=自立した市民づくり」 に貢献して行きたいと思っています。


そのための、市民活動には、これまで以上に積極的に参加して行きたいと思います。