自治会の会長の選び方

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。


昨日 (3月18日 日 夜) は、某企業のOB会 幹事会に参加しました。


集まったのは退職者100名で作ったOB会の幹事団 7名でした。


自治会の役員 (会長 1名・会計 2名) が3名、元役員が4名で、全員が自治会役員経験者でした。


席上、一人の幹事から、自治会会長の選出方法についての質問があり、選考委員会式が3自治会、候補者によるくじ引きが4自治会でした。


どこも自治会役員の選出には苦労しているようです。


いわゆる、なり手がないのです。 
実に深刻です。


その理由を推定すると、


 ■ 自治会役員の仕事に魅力がないということです。


   ◆ 現在のように主な役目が、行政の伝達機能が続く限りやりがいや達成感に欠けます。

   ◆ 新しい事業や活動を提案しても、前例やしきたりに阻まれ改革できない。

   ◆ 仕事の改善やコストダウンの風潮がない。


 ■ 自治会役員に対する、尊敬の念や労りが大変希薄化してきた。

   
   ◆ 労りやありがとうと言われたことがない。


自治会役員が、くじ引きとは寂しい限りです。


最近は、国会議員・地方議員・教師すら、敬うことが少なくなっている。


この国は一体どうなってしまったんだろうか。


いつの間にか忘れてしまった感謝とか、尊敬とか、素直にありがとうと言える風潮を、これから長い時間をかけて取り戻して行く必要があると思う。


この辺から直して行かなければ、この風潮は簡単には取り戻すことはできないと思う。