今日は、公園愛護デー

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

今日 (8月1日 木 am) は、公園愛護デー、島田市では毎年この日に各自治会と協働して、市内の公園の整備を行っています。

 

中溝自治会でも、自治会役員や、公園愛護会が中心になって、中溝公園」 の整備を行いました。

 

主に、草刈り、低樹木の剪定、枯れ葉の袋詰め作業です。

 

早朝7:30からの出動で、9:00にはすっかりきれいになりました。

 

最近は、一昔前と違って、ごみを公園に置き去りにする不届き者は殆どいません。

 

従って公園は、いつ行ってもきれいですが、ここまで環境意識を高めて来た先人のみなさんには感謝しなければなりません。

 

今、ごみ問題で最も注目を浴びているのが、「プラごみ汚染」 問題です。

 

日本は、年間900万トンのプラスチックごみをリサイクルを含めてほぼ完ぺきに処理していますが、10万トンくらいが処理から漏れて、その一部が海洋に流出して問題になっています。

 

どこの公園に行っても、どこの道を歩いても、プラスチックが散乱している光景は見当たりませんが、一部の不届き者が置き去りにしています。

 

一部の不届き者とは、日頃はキチット処理しているのに、旅行をしたり、趣味の釣りに出かけたりした時に、持ってきたレジ袋やペットボトルのポイ捨て、釣りの餌を入れて来たトレイやレジ袋を置き去りにする、普通の人達の行為です。

 

こういう行為が積もり積もって海洋ごみになります。

 

島田市の南方、吉田港行くと、突き出た岸壁の横に波消し用として設置してあるテトラボットの間には、プラごみがいっぱい! これが満潮時には港に浮き出し、退潮時にはまたテトラボットの間に潜む。

 

これ等のプラごみは、周辺地域の河川からの流れ込みと、観光客や釣り人達の置き去りごみです。

 

吉田港の関係者は心を痛めています。

 

しまだ環境ひろばでは、嘗ては毎年市民を募って、吉田港の岸壁テトラボットの中のごみ拾いを実施してきましたが、今は昔の思い出になりました。

 

吉田港の漁業関係者が、ごみ拾いを終わった私たちを、新鮮なタチウオの刺身を振舞ってくれたことを思い出します。

 

港のごみは、周辺の市民が出しているのです。

 

それが、港から出て行き、海洋に流出し、吹き溜まりの様にごみが寄せ集まるのです。

 

地元の関係者と、周辺地域市民が協働して、プラごみ拾いを再開し、海洋に流出するごみを減らす意識改革をしたいものです。