地球温暖化防止・再エネの創出に活路を

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

地球温暖化問題が新聞やテレビで報じられない日はないくらい、本問題は深刻化しています。

 

日本では、7月一ヶ月、殆ど陽の目を見ない長雨に見舞われ、8月入り、連日の猛暑、間隙を突いて超大型の台風が相次いで到来と、過去にない異常気象が続いています。

 

とうとう、地区によっては気温が40度を超え、それが特別でない状態になってきました。

 

この傾向は、世界各地で起こり始めました。

 

やはり人間は、地球一個分の生活をすべきです。

 

日経新聞朝刊の連載記事 「エネルギーバトル」 を興味深く読んでいます。

 

地球温暖化防止策は多岐に渡っていますが、再生可能エネルギー創出促進はその最たる課題です。

 

今日 (8月17日 土) は、再生エネの奔流 「日本、システム投資に活路」 が見出しでした。

 

記事は、次のように報じています。

 

 ■ 日本の再エネ価格は高く、弱点となっている。

   1㌗買い取り価格 太陽光が15.2円、陸上風力 20円、ドイツはどちらも8円 このままでは日本が生産拠点として選ばれなくなると警鐘。

 ■ 日本の電力の内、再エネは16%、2010年に9%(大規模ダムによる小水力発電)だったわけで大分増えて来た。

 ■ 政府は、再エネ比率を22~24%に上げる目標を掲げているが、企業の動きは停滞している。

 

再エネ利用のシステム作りで世界の先を進む政策の再設計が求められる。と記事は結んでいます。

 

日本は四方を海に囲まれ、国土の70%は森林、水や風やバイオに恵まれ自然エネルギーの創出には事欠かない、非常に恵まれた環境にあります。

 

震災の復興のため、火力発電に頼ったことはことは理解できるが、記事が強調しているように、再エネ創出の再設計が必要があることは論を待たない。

 

自然資源のない国はやろうとしてもできないわけで、日本はそれを持っています。

 

活路を開いてもらいたい!