ボランティア活動に温かい目と、報いる仕組みを

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

新型コロナウイルス感染拡大緊急事態宣言解除を契機に、少しづつウオーキングを再開しました。

 

約1時間 10,000歩を速足で歩きます。

 

自宅から、しまだ環境ひろばが維持管理する活動フィールド4ヵ所が、丁度往復でそれぞれ1時間、10,000歩圏内にあり、その見回りと健康維持を目的に始めました。

 

しまだ環境ひろばでは、4ヶ所の活動フィールド(現場)に、1名づつの主担当を配置して、維持管理しています。

 

4人とも、高齢ですが本当に、責任をもって頑張っています。

 

 ■ 御仮屋市民農園:約600坪(2,000㎡)、6坪(約200㎡)/1区画

   41区画あり。1区画 年5,000円で賃貸

 ■ 中溝町コミュニティ農園 約80坪(約270㎡) 2坪(7㎥)/1区画

   20区画あり。 無料

 ■ 伊太八幡様西竹林 約600坪 樹種転換し、現在は柑橘類中心の果樹園へ

 ■ 伊太観音様奥梅林 約200坪 梅畑として維持管理

 

先日、伊太八幡様西竹林に行きましたら、中年の自転車を携えた人が同園で休んでいて、島田市の連中は里山を荒らしている。もっとしっかり管理ができないのか。」と息巻いていました。

 

伊太八幡様西竹林は、主担当のS会員が、年に4回程草刈りを行って維持管理していますが、当日は丁度その端境期に当たり、やや雑草が目立ちましたが、聞き捨てならず、愕然とした気持ちでした。

 

広い里山を一人で維持管理するのは楽ではありません。

 

何の報酬もなく、ボランティアで、しかも一人で黙々と草を刈る作業です。

 

島田市には、こういう人がまだいるから、里山(一部ですが)は維持管理されているのです。

 

見て批判ばかりしている人には、苦労は分かりません。

 

島田市には、ボランティアの市民団体が、数百あるようですが確実に減ってきました。

 

何とか、こういう人たちの苦労に少しで良いから、温かい目を向け、報いる仕組みを作りたいと思う今日この頃です。