自治会の、10月開催の運動会も中止!

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

新型コロナウイルスは、世界中に感染拡大しましたが、うまく感染を抑えた国、蔓延したが漸く下降の兆候が見えて来た国、いまだ感染拡大中の国など様々で、まだまだどの国も第二波の来襲に恐れ慄いています。

 

我国に於いては、感染者も死亡者も非常に少なく、ここまではうまく乗り切っていると評価できますが、東京を始めとした大都市圏は下火になって来たとは言え、まだまだ慎重で、地方もこれにならって行動は束縛されています。

 

国からも県からも市からも、個人の行動やイベントの開催を制限する指導要領が発令されています。

 

すなわち、個人には3密の回避、団体にはイベント開催制限の段階的緩和指導です。

 

自治会は、これ等の指導要領に従って慎重な行動をとっています。

 

昨夜(6月10日 水)、島田市N町自治会では、広いホールを使って換気を良くしながら、「令和2年度のグランドゴルフ大会と、運動会の第一回実行委員会」が開催されました。

 

グランドゴルフは、所用時間や内容を縮小することで何とか実施が決まりましたが、運動会は3密競技が多い事を理由に全会一致で中止となりました。

 

昨今、地域の運動会は、出場選手の選出に苦労し、当番に当たった組長や役員からは苦労話が寄せられ歓迎されていません。

 

コロナ問題にかこつけて、これ幸い中止に賛同したきらいも否定できませんが、まだ10月開催までかなりの時間がある中で、外で新鮮な外気に触れながらの運動会まで全会一致して否決とは予想外でした。

 

一方で、日本人の精神や気持ち、すなわち、周りに気を使う気遣いや、自粛意識などがここまで徹底しているとは改めて驚きました。

 

検査体制の不備や、医療崩壊の瀬戸際にあった我国が、結果的とはいえここまでコロナウイルスを抑え込んだのは、こうした国民性にあったと、今さらながら思い知りました。

 

「新しい生活様式とは、どんな姿だろうか。

 

3密はどこまで引っ張るのだろうか。

 

コロナがもたらした、在宅勤務・オンライン会議や学習などなど、やって見れば以外にできると気が付いたものはどんどんやれば良い。

 

しかし、3密はこれまでの生活様式を変えてしまいます。

 

コロナの完全終息はないという。

 

人と人との距離は2mはとる、食事中はしゃべらないなどなどは、新しい生活様式に定着させるのだろうか。

 

それとも、コロナの下火と共に、ふれあいや語り合いは自然に戻って行くのだろうか。

 

運動会や飲み会が、期限なしに自粛されるのは余りにもさびしい。