「竹破砕機」は今も健在!当時を回顧

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

しまだ環境ひろばは、「第一次 島田市環境基本計画」の策定のため公募によって集められた市民百人(環境百人会議)が、計画策定という使命を終えて、自ら書いた市民の取組みを市民の先頭に立って実行しようと設立した会です。

 

従って、設立した当時は数十人の会員を擁し、5つの分科会(水とみどり・ごみ・エネルギー・食生活・環境教育)で構成し、切磋琢磨した活動を展開していました。

 

その中で当時の「水とみどり分科会」は、島田市に蔓延る孟宗竹の暴走を食い止めようと毎週日曜日に出動し、「竹林整備」が活動のルーツでした。

 

水とみどり分科会のリーダY・A氏と筆者は、当時の島田市経済部長を何回も訪ねて、「竹破砕機」の必要性と購入を説き、農林課所有を決断してもらいました。

 

何しろ機械の購入費が300万円超、歯など交換部品やメンテ代が年間数十万円かかるという代物、経済部長も一大決心であったと思われます。

 

あれからもう10年、竹破砕機は現在の農林整備課に引き継がれて、市内の農家や市民団体に有効に使われ、三日に一日は貸出されているようです。

 

しまだ環境ひろば・水とみどり分科会は、当時は毎週日曜日にあちらこちらの竹林に出動し竹破砕機の利用は頻繁でした。

 

竹破砕機は、戦車のようにキャタピラー方式で、斜面も平気で上り下りでき大概の場所にも搬出入可能、伐採した孟宗竹を丈夫な歯で噛み砕き、それまでの作業効率を一新しました。

 

しまだ環境ひろばは、高齢化・会員減少で今は竹破砕機の借り出しはありませんが、当時の経済部長と、現在でも運営を継続している農林整備課さんに改めて敬意を表したい。

 

竹破砕機は歯の交換代が非常に高い。従って使用者には歯を大事にすることを励行願いたい。

 

当時のしまだ環境ひろばでは、伐採した孟宗竹は4つに切り込みを入れ竹を縦に割って、竹破砕機にストレスを与えないように工夫してきました。

 

この程島田市のホームページに、竹破砕機の貸出要領の変更が掲載されましたので思わず筆を執りました。

 

さて話題を変えますが、しまだ環境ひろばは、宗教や政党やイデオロギーとは距離を置いていますが、ロシアによるウクライナ軍事進攻は余りにも残虐で声を上げざるを得ない。

 

ロシアという国、ロシア人のイメージは完全に地に落ちた!!

 

この戦争を止めることができるのは、もはやロシア国民しかいない。

 

ロシアには勇気のある国民はいないのか。