NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。
今日(3月7日 月 9:30~)は、「島田市議会本会議(一般質問)」のA議員の質疑応答を、オンライン配信で視聴しました。
A議員は、しまだ環境ひろばが支援・協働している「相賀の里の会」の会員でもあり、昨年5月の市議会議員選挙に立候補して初当選しました。
A議員は、「島田市の産業振興と地域活性化への取組みについて」、以下の5つのジャンルから染谷市長の考え方を質しました。
■ 新型コロナウイルスがもたらした影響 ■ 農林業活性化策 ■ 観光活性化策
■ 中心市街地のリノベーション ■ 第二次総合計画の3大戦略の展開について
これに対して染谷市長は次のように回答し決意を述べました。
新型コロナウイルスの影響で税収は前年比で微減(2.5%程度)、有効求人倍率は1を上回ってはいるが、求職求人のマッチングがうまくいっている状態ではない。
各種の行事や催事が自粛・中止・延期され地域市民活動や経済活動が低下し、こういう状況が常態化する懸念を持っており、新しい地域活動を導入するなどで打破して行きたい。
農林業・観光・中心市街地活性化などは、各種調査やワークショップで実態を把握して着実に政策を実行している。
第二次島田市総合計画を始動し、3大戦略(循環型社会づくり・縮充・DXの推進)を基本にして計画を実行して行くと応答しました。
しまだ環境ひろばの活動に関するところでは、次のような質疑応答がありました。
■ 小水力発電は島田市の特長でもあり積極的に進めるべきではないか。
これに対し市長の回答は、既に「島田市小水力発電ガイドブック」をつくり、関係者と周知・検討を続けている。但し現実的には水利権やゴミの問題があり実現がなかなか難しい状況にある。
本件については、現況はその通りであるが具体的に打合せを再開したいものだ。
■ 雑草や樹木の剪定枝など自然ゴミは、燃えるごみのかなりの量になっている。業者が持ち込む「自然ゴミ」を活用した堆肥化は、循環型社会づくりや脱炭素の重要な案件だ。
これに対しては応答はありませんでしたが、ごみの減量化の重要な案件であり、是非周知を集めて早急に実行してもらいたいものだ。しまだ環境ひろばとしても是非共参画し実行したい。
質疑の最後に、A議員はコロナウイルス後の染谷市長の力強い回復策を質したところ、染谷市長は、何としてもこの苦境を克服して、コロナ後の持続可能な社会を実現をしたいと力強く答えて一時間の質疑を終了しました。