NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。
今日(3月10日 水 pm)は、久方ぶりに、「島田市議会定例会 3月本会議」を傍聴しました。
M議員が、環境問題について包括質問、続いて一問一答形式の質問をすると聞いて参加した次第。
しまだ環境ひろばにとっては、一番の関心ごとだ。
主題は、「島田市の地球温暖化(環境)対策と関連したまちづくりについて」で、冒頭は、10項25細目の環境問題の包括質問と、それぞれへの市長・担当部長の回答でした。
続いて、18項目にわたる一問一答形式の質疑応答でした。
項目が多すぎて、やや深堀りを欠いたきらいはあったが、M議員はこれまで継続して環境問題を取り上げた質問をしてきているので、質問が多岐に渡った割りには新しい試みや前向きな回答を引き出し評価できた。
多岐に渡った質疑の中で注目に値する項目は次の通り。
■ 小水力発電について、島田市小水力発電ハンドブックを作ったが事業が進まない。市は、「マイクロ水力発電」を研究・検討中で、具体的な時期は言えないが実施できるように頑張る、との回答で大きく前進した。
■ 環境市民団体の再構築は、現在「しまだエコ活動登録制度」に10団体が登録しており、これを核として支援を強化して行きたいとの前向きな回答を得た。
■ 「ゆめ・みらい百人会議」の延長で、「島田市小水力発電の創出合同検討会」・「ごみの更なる減量化推進合同検討会」を庁内に設置し、数回の検討会の開催の結果をもって、その後の対策の中に活かしているとの回答を得た。
■ ペットボトルと白色トレイ以外のプラスチックは、溶融炉のコークス・石油の補燃材で活用しているが、政府の考え方がマテリアルリサイクルの方向にあるので、今後分別の見直しを要するとの回答を得た。
■ 自治会が管理している防犯灯(街路灯)は、8106基あるが、現在のLED化は3756基でLED化率は46.3%、もう7年ほどかかるとのことだがスピード化が要求される。
今日の質疑応答は多岐に渡り、焦点がややぼけたきらいがあるので、議事録が公表された時点で、重要項目ごとに整理する必要があると思う。
久方振り、成果のあった議会傍聴でした。