島田市議会を傍聴して

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。


今日 (9月12日 水 PM) は、久方ぶり、「島田市議会」 を傍聴しました。


今日の傍聴席は、数人で淋しい。


午後1:00 M議員の檀上質問と、市長答弁に続いて、一問一答の質疑がなされました。


M議員の質問は、主に2つ。


 ■ リニア中央新幹線建設工事に係る、JR・県・関係市町村の協議の成行と、今後の日程や方向性


   ◆ リニア工事着工は今や既成事実化し、水質や水量の確保・保障など交渉段階に移ったように感じた。


 ■ 本通り周辺のまちづくりに係る、区画整理、空き家対策、方向性など。


   ◆ 市はマスタープランを作成中で、種々の意見はその中へ反映していくとして具体的な回答はなかった。


最後に、M議員が、種々のまちづくりプラン策定に際しては、市民が大勢参加しているが、参加している市民への報告やフォローについて質しました。


平たく言えば、市民参加・協働・連携を叫んでいるが、本当に市民の意見は政策に反映されているのか。


意見具申や提案書・答申をしたものが結果にどう反映されたのかわからない。


これまで筆者も種々の検討会・審議会・協議会に参加してして来ましたが、実行計画への反映を個人的に報告を受けた記憶は全くない。


M議員の質問は、極めて的を得たものであるが、回答は検討を約束はしたものの、実は市民に報いて行くのは大変難しい。


今、市民活動は色々な意味で岐路に立っているが、もう一度活気を取り戻すためには、市民活動の、「成果」 「やりがい」 「達成感」 など気持ちを充実させる仕組みが重要である。


それには、団体・企業・行政の協働・連携が必要であり、達成したらみんなで喜び合い、健闘を称え合う、そういうことが必要である。


今、それがないのです。


市民団体の多くは、高齢化・後継者難・会員不足が主な原因ですが、減少、弱体化しています。


表面に出てはいませんが、やりがい、達成感、喜び がないからです。


それは、誰がやるのでしょうか?


答えはみんなですが、誰かの発動が必要です。