島田市議会本会議(一般質問)聴講NO.2

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

昨日(3月7日 月)、島田市議会本会議(一般質問)」の午前の部に続いて、午後の部のM議員の質疑応答をオンラインで視聴しました。

 

質問予定時刻の午後1:00にパソコンを開くと、M議員の壇上での総括質問と染谷市長の回答は既に終わっており、担当部長との質疑応答のみ聞きました。

 

市長の応答が聞けなかったのは誠に残念! 突然の時間変更は有りか。

 

 <M議員の総括質問(オンライン画面から抜粋)概要>

 

■ 令和4年度施政方針と予算の大綱について、染谷市長の方針を質す。

(1) ゼロカーボンシティの実現について

(2) 観光文化部の新設について

(3) 誰一人取り残さない社会の実現について

(4) 地域ぐるみの教育環境をつくるについて

 

以下、しまだ環境ひろばの環境活動に関係する(1)項「ゼロカーボンシティの実現について」のみ記述します。

 

 ※ 島田市は去る平成29年4月に地球温暖化防止対策の国民運動である「COOL CHOICE クールチョイス(賢い選択)宣言」を、また昨年3月、国にならって2050年までに温暖化ガス排出量を実質ゼロにする「ゼロカーボンシティ宣言」をしました。

 

■ 宣言を踏まえてその一環活動として、「脱炭素シンポジューム」を開催する予定だという。時期は秋頃、会場は「プラザおおるり 大ホール」で、市民約600名、同時にユーチューブ配信、参加者は広報しまだ等で広く公募の予定だという。

 

シンポジュームと言うと、プロのコーディネーターと著名人の対談などが通例だが、実際に地道に環境活動を実践している市民や市民活動団体をベースにした行事にしてもらいたいものだ。

 

その他M議員は、温暖化ガスの排出量削減目標に対する実績、住宅用省エネルギー設備設置の補助金の実態、溶融炉の一日当たりのごみ処理量、食品ロスを無くす啓発運動、風力発電の計画進展状況などを質したが、特筆すべき回答はありませんでした。

 

最後に以下の追加質問がありましたが、予定時間が来てしまいました。残念!

 

 (問)現在、第三次環境基本計画を策定中であるが、どんなメンバーで何人で検討をしているのか。

 (答)市民27名で検討中、メンバーは高校生・家庭のお母さんなどバラバラで種々な意見が出ている由。

 (問)基本計画の取組み(実行)を、市主導ではなく市民主導、市民の自立型で組み立てられないか。

 (答)時間切れで回答なし。

 

地球温暖化防止に係る、「脱炭素=カーボンゼロ」、「再生可能エネルギーの創出」、「原発問題」等々、目が離せない重要問題が山積しています。

 

国や自治体や企業に問題を押し付けないで、私たち市民一人ひとりの力は小さいがそれがまとまった時の影響や貢献度は大きいことを認識し、地球温暖化防止活動に真正面から取り組むことを誓い合いたいものです。

 

M議員さん、ご苦労様でした。