昨日で「島田市議会9月本会議」終了!

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

8月31日から始まった島田市議会 9月本会議」が、昨日(9月30日 金)で終了しました。

 

筆者には、2人の市議会議員から毎回、予定表と質問内容が送られてきますので、努めて傍聴しています。

 

9月8日はM議員の質問をオンラインで視聴、9月12日はH議員の質問を傍聴し、その質疑の内容や感想は、オンラインブログ「しまだ環境ひろばの日記」に投稿してあります。

 

昨日の「本会議最終日」もオンラインで視聴しました。

 

本会議の放映スケジュールや各議員の質問内容は、市のホームページ「市議会」版に詳しく掲載されていますが、議場の入り口の事務局に行けばこれらの内容は「紙データ」でも受け取ることも可能です。

 

各議員の一般質問通告一覧(議会から市へ提出した質問書)を見れば、本会議の質問内容が一目瞭然で今、島田市で何が問題となっているのかが良く分かります。

 

 ■ リニア中央新幹線問題」について、3名の議員が市の姿勢や対応について質問しています。同じ質問を避けるため、調整している中で3名の議員が質しているのは市民の関心も高く、やはり最重要課題に位置付けられています。

 ■ 地球温暖化防止対策に関し、再生可能エネルギー創出拡大」に関わる質問もやはり2名の議員が取り上げています。

  ◆ 特に水力発電は、島田市が持っている貴重な大井川の用水路を活用した発電であり、染谷市長は、「市が事業主体になることは考えていないが、事業主体として民間事業者やNPO等が現れた時は、積極的に支援したい」と応じました。

  ◆ 島田市で市民活動団体が絡む小水力発電の創出は初めてですが、しまだ環境ひろばの悲願であり、事業者・発電機メーカ・自治会・行政が連携・協働して何とか一ヶ所、実現したいものです。

 ■ その他島田市の重要な問題は、デジタル化・DX推進の対応、新市庁舎建設に関わる文化施設の使い方、農業の担い手減少に伴う振興問題、児童教育に関する諸問題、スポーツ振興等々課題は山積みです。

 

去る5月21日の「議会報告会及び市民との意見交換会」の共通テーマであった、「ごみの減量問題」を取り上げた議員は1名で、「ごみの有料化について市民に負担を強いる前に、ごみの削減に最大限の努力をしているか」と質したが、残念ながら発展的は質疑になりませんでした。

 

折しも、広報しまだ9月号の市政羅針盤、染谷市長は「ごみ焼却の燃料費等の高騰で約1億円の補正予算を組まざるを得ない」と訴えました。

 

恐らくこの9月本会議で補正予算は可決されたものと思われるが、「燃えるごみの減量問題」は、有料化でおしまいにしてはならない。

 

その前にやることはいっぱいあり、これまでのいろいろな市民活動団体が取り組んで来た減量行動を無にしてはならない。

 

昨日で「島田市議会9月本会議」は終了しましたが、年度末に向けて本番はこれからです。

 

「ごみの有料化問題」は、しっかりと議論したい。