「御仮屋市民農園」賃貸契約の終期を迎えて

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

昨日(3月4日)、O農業協同組合さんより、しまだ環境ひろばが借りている、「御仮屋市民農園賃貸契約の終期到来通知が届きました。

 

賃貸契約の第一次は、平成24年9月1日より平成29年8月31日までの5年契約、平成29年9月1日に第二次の5年契約を締結し、令和4年8月31日に終了の見込みで今回の通知に至りました。

 

市民農園元々は住宅地の中に地主が放棄した雑草地があり、周辺の住民からの苦情で行政も困惑、しまだ環境ひろばに市民農園として再生して見ないか、との要請があり、国・県・市の助成を受けて「御仮屋市民農園として蘇らせたものです。

 

<御仮屋市民農園の概要>

 

 ■ 開設:平成24年10月1日(2012年)

 ■ 開園式:同上10月11日 県・市・地元町内会・農園参加者・しまだ環境ひろば関係者が集まり盛大な開園式となりました。

 ■ 来る10月で丸10年となります。

 ■ 農園の面積:約600坪(約2,000㎡)

 ■ 区画:一区画約6坪(約20㎡)に区切り、41区画を用意

 ■ 参加者:一般市民30名前後(複数区画使用を許可)

 ■ 貸出料金:年5,000円(途中の場合は月割り計算)

 

10年前はしまだ環境ひろばの会員も若く、雑草で生い茂った田んぼをみんなで開墾して市民農園に再生し、その後も参加している市民が快適に農作業ができるように、土手や作業道の草刈りや整備を行って今日に至っています。

 

しまだ環境ひろばは、同市民農園以外に、「中溝町コミュニティ農園」「伊太八幡宮西市民農園」「伊太観音様奥市民農園」の計4ヶ所の市民農園を維持管理をしていますので手いっぱいの状態です。

 

その他にも、「手づくり味噌の市民普及活動」「ごみの減量活動」「小水力発電再生可能エネルギー創出活動」などなど島田市の望ましい環境像の実現に向けて全てボランティアで手広くやっています。

 

しかし、しまだ環境ひろばの活動力は高齢化・会員減少で確実に低下してきています。

 

今回の賃貸契約の終期通知で、延長すべきかどうか非常に悩んでいます。

 

農園に参加している市民は毎日楽しく通って来ていますし、簡単にやめられません。

 

所轄の農業振興課さんよりは、何とか持ちこたえてほしいとの要請を受けています。

 

来る3月8日、しまだ環境ひろばの関係者で善後策を打合せの予定です。