「御仮屋市民農園」の今後について打合せ

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

昨日(12月21日 木 pm)は、しまだ環境ひろばが維持管理をしている、「御仮屋市民農園の賃貸契約状況について、島田市農業振興課さんよりヒヤリングしたいとのことで出向きました。

 

平成23年(2011年)9月、島田市農林課さん(当時の名称)より、「御仮屋地区にある耕作放棄地約600坪を開墾して、市民農園を運営して見ないか」との打診がしまだ環境ひろばにあり、それからトントン拍子に話が進みました。

 

 <御仮屋市民農園の概要と賃貸契約状況>

 

■ 平成23年12月、しまだ環境ひろばを法人化し、NPO法人 しまだ環境ひろば」に改称しました。賃貸契約の締結条件は法人化が義務付けされていました。

■ 平成24年6月、「特定農地貸付の承認申請書」を農林課へ提出

■ 平成24年7月、「御仮屋市民農園貸付協定」を、しまだ環境ひろば・島田市・大井川農業協同組合の3者で5年契約締結(その後更に5年契約、次いで3年契約を結び現在通算11年目となっている)

■ 平成24年8月、工事着工 9月竣工

  ◆ 面積:約600坪(約2,000㎡)

  ◆ 区画:一区画 約6坪(約200㎡)を41区画設置

  ◆ 水汲み場:用水路引き込み(現在は水道からタンクへ給水に変更)

  ◆ 駐車場:完備

  ◆ 休憩所:憩いの広場を設置

■ 平成24年8月~10月、入園希望者募集(市民31名が申込み)入園希望者に貸付規程を提示、申込書受領、決定通知書を送付して契約完了

■ 平成24年10月7日、静岡県志太榛原農林事務所・島田市農林課・島田市農業委員会・大井川農業協同組合・地主・しまだ環境ひろば・農園参加者が農園に集まり開園式を盛大に挙行

 

調査の結果、当時の経緯や契約書類はしまだ環境ひろばの「御仮屋市民農園関係書類ファイル」にしっかりと残っていました。

 

市から、入園希望者との「貸付規程の取り交わし」・「申込書・決定通知の取り交わし」を問われたが、調査の結果、しまだ環境ひろば御仮屋市民農園責任者のHさんが、記録をしっかり残して万全な管理をしていることも分かりました。Hさん、ありがとう。

 

昨日は過去の契約書の確認を終えて、「今後の御仮屋市民農園の運営管理」について意見交換をしました。

 

開設以来11年、しまだ環境ひろばも高齢化・後継難・会員減少に見舞われ、「御仮屋市民農園の維持管理を、他の市民活動団体に引き継ぎたい」と3年前位から農業振興課さんへお願いをしてきました。

 

農業振興課さんは、「福祉農園化」の希望を持っているとのことで、早急な引継ぎ計画の進展を改めてお願いして今日の打合せを終了しました。

 

会員はすっかり高齢になってきました。

 

しまだ環境ひろばがやって来た各種「環境保全活動」も、うまく引継ぎが出来るか、手仕舞いするか、そういう時期が来ています。