「島田市議会 6月定例会」をオンライン傍聴

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

今日(6月13日 月)から島田市議会 6月定例会」の一般質問が始まりました。

 

今日の質問者2番手のA議員の「地域包括ケアシステムの取組み状況」の中で、「高齢者の居場所づくりの現状と今後の推進」に興味があったので「オンライン傍聴」をしました。

 

市長の答弁は、「現在島田市では、中学校区・小学校校区・社協自治会を中心に73ヶ所の高齢者の居場所を設けて、種々な集いや仲間づくりを支援し、令和5年度には90ヶ所へ拡大を目指していると回答。

 

昔は非常に活発であった多くの老人会はなくなり、その代わりに健康や福祉をテーマにした、「健康体操クラブ」・「輪投げの会」・「吹き矢の会」・「グランドゴルフ」などなど趣味の会やスポーツの会が立上りました。

 

しかし、これらは公民館や公会堂を使った定期的な活動で、居場所にはなっていますが、市長のいうような「誰でも・いつでも」には程遠い。

 

しまだ環境ひろばでは、耕作放棄地を再生して市民農園(4ヶ所)を開設し、今では高齢者の居場所になっています。

 

引き籠り気味の高齢者が、毎日農園に来て、自分の畑を眺め、思いを巡らす高齢者を見て、こういう場所を提供できて良かったと、しまだ環境ひろばで市民農園を維持管理している主担当のHさんは満足しています。

 

市民農園は、「いつでも・誰でも」を提供している貴重な高齢者の居場所で、家族からも大変喜ばれています。

 

過日、「相賀の里の会」主催で、「杏子の収穫とジャムづくりの会」が開かれ、会員のAさんの好意で自宅の1階の広い土間が会場となり、地元や周辺のお母さんも加わり楽しい会となりました。

 

今ではこの土間が、会員のたまり場となり、「いつでも・誰でも」の居場所になりみんな喜んでいます。

 

定期的に開かれる居場所も良いですが、いつでも・誰でもプラッと気楽に出掛けられる居場所が本当の居場所です。

 

高齢者にとっては、そんな気楽な居場所がたまらないのです。

 

公共施設だけではなく、民間の市民農園だとか、地域の民間の居場所づくりにも目を配ってもらいたい。

 

A議員殿、今日はご苦労様でした。