今日は「生活情報交換会150回記念会」に参加

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

今日(6月16日 金 pm)は、「生活情報交換会 6月例会」に参加しました。

 

生活情報交換会とは、某企業を定年退職した同期クラスの数人が、退職後の人生を有意義に過ごそうと、お互いが知り得た情報を交換したり、たまには有識者のためになる話を聴こうと、平成22年4月(2010年)に立ち上げた会です。

 

ちなみに100回記念会は、5年前(平成30年1月)に、盲目のアスリート、稲葉総也氏をお招きして、講演「今が良ければ過去も良い、将来も良いでしょう。」で、聴講者は非常に感銘を受けました。

 

原則として毎月第三金曜日に講演会を開催してきましたが、今日は「150回記念会」を迎えました。

 

継続は力なり!、良くここまで続いたものです。

 

月一回という行事は、終わったその日からもう次の準備が始まります。何でも良いというわけではなく、その時の時節に合った話題の中から題目と講師を選定し、数カ月前から交渉が始まる。

 

今日の講演題目は「主題曲でよみがえる映画黄金時代」、講師は、映画解説者で、ファイナンシャルプランナーNPO法人静岡県オーケストラスクールの「小澤正人 氏」でした。

 

今日の講師、小澤正人氏も、会長を始め紹介をした幹事が、150回記念会に相応しいと当たりを付けて、数ヶ月前から交渉を開始して今日に至ったものです。

 

さて開会に当たりT会長より、「150回に辿り着くことができたのも、講師の先生方と会員の皆様の協力のお蔭だ」と感謝の挨拶に引き続き、今日の講師「小澤正人」氏の紹介がありました。

 

講師の小澤正人さんは、自分が映画に興味を持った経緯や、中学生時代から見て来た映画の数は12,000本、有名な映画は全部見て来たと、これまでの映画との関りから話始めました。

 

昭和33年の映画人口は11億人、全ての日本人が年間12回の映画を見たくらい映画全盛期であった。映画館の数は全国で7,500館、映画会社は6社、1社で年間100本を作る盛況ぶりだったという。

 

それが昭和37年には7億人、昭和39年には4億人へ減少、この頃「新東宝」が潰れた。

 

今日は昭和30年代の映画15本ほどを一本約3分物に編集し、持ち時間1時間30分の中でお見せしたい。

 

先ずは第一部は、次の5本の上映から始まりました。

 

1.昭和32年物 映画「喜びも悲しみも幾歳月」

  ■監督:木下恵介 ■主演:佐田啓二高峰三枝子 ■主題歌 若山 彰

  ■佐田啓二高峰三枝子灯台守り赴任時の船上でのやり取りの映像が出て来た。

2.昭和32年 映画「歌と若人」 ■主演:岡田茉莉子佐田啓二 ■主題歌 倍賞千恵子

3.昭和33年物 映画「東京のバスガール」 ■主演・主題歌:コロンビアローズ

4.昭和33年物 映画有楽町で逢いましょう ■主演:菅原謙二

5.昭和34年物 映画「南国土佐を後にして」 ■主演:小林 旭 浅丘ルリ子 南田洋子 ■主題歌 ペギー葉山

6.昭和37年物 映画「銀座の恋の物語」 ■主演:石原裕次郎 浅丘ルリ子 北原三枝

 

次いで第二部が上映されました。

 

1.映画「ギターを持った渡り鳥」 ■主演:小林 旭 浅丘ルリ子 ■スタントマンを一切使わない。

2.映画「霧笛が俺を呼んでいる」 ■主演:赤木圭一郎 芦川いずみ 吉永小百合

3.映画「可愛い花」 主演:白木マリ ■主題歌:ザ・ピーナツ

4.昭和36年物 映画「ドドンパ娘」 ■主演:浅井マリ ■主題歌:渡辺マリ

5.昭和35年物 映画「疾風小僧」 ■主演:和田浩治 主題歌:守谷ひろし

 

次いで、第三部 昭和30年代後半に入りました。

1.映画上を向いて歩こう ■主演:坂本 九 浜田光夫 高橋英樹 吉永小百合

2.昭和38年物 映画「いつでも夢を」 ■主演 橋幸夫 吉永小百合 

3.昭和38年物 映画寒い朝」 ■主演:浜田光夫 吉永小百合 ■主題歌 舟木一夫 

 

第四部は「加山雄三」を用意したが、今日は時間切れ、またのお楽しみ。

 

講師の小澤さんは、昭和32年~38年頃は映画が輝いていた時代、こんな人たちが、こんな主題曲が流行っていた。

 

みなさんも60年前、静岡市七間町の映画館前で、胸をときめかしていたのではないか。

 

今日はみなさんの青春時代の呼び起こしができ、良かったなと思って頂けたなら講師としてこれ程嬉しいことはない、と語り講演を締めました。

 

小澤正人さん、今日はほんの一時でしたが、若い時代に戻れました。ありがとうございました。

 

150回記念に相応しい講演でした。