ふじのくに「竹林整備に係る団体交流会」へ参加

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

今日(8月11日 金 祝日<山の日>pm)は、ふじのくにNPO活動支援センター主催の「竹林整備に係る団体交流会」にオンラインで参加しました。

 

参加団体(個人を含む)は33団体、参加人数は39名、内オンライン参加は7名の交流会でした。

 

今日のプログラムは次の通りでした。

 

■ 13:05 基調講演: 森林総合研究所関西支所 研究員 小林慧人さん
     題名「最近の国内竹事情とその魅力を探る」
■ 14:55  質疑応答
■ 15:05  休憩
■ 15:10 1分スピーチ(自己紹介)
■ 16:00 休憩

■ 16:20 竹林に係る団体のネットワーク化について
■ 16:30 交流タイム
■ 17:00 終了

 

基調講演の小林先生は、竹に関わって11年、竹の研究に携わって8年竹の種類・竹の形・竹の生き様に渡って、現地実地見分・現物実験等々研究結果を惜しげもなく披露して下さり、始めて聞く話も豊富で非常に説得力のある講演でした。

 

基調講演に続いて、今日の参加者39名全員の一分スピーチ(自己紹介)を聴きました。

 

一分という短いスピーチでしたが、みんな要領よく纏められていました。今日の参加者は、単なる放置竹林の整備(間伐・皆伐)ではなく、何とかうまい利活用法はないか、ヒントを得たいという人が多かった。

 

その意味で、基調講演の小林先生の話は、竹の利活用の話が多く有意義だったと思う。

 

しまだ環境ひろばを代表して、筆者も一分スピーチを次の通りしましたが、竹林整備と並行して竹の利活用(堆肥づくり・竹パン・竹炭など)を断念している現在、一抹の空しさと寂しさを感じました。

 

➀ NPO法人 しまだ環境ひろばの 代表の「諸田昌太郎」です。

➁ 島田市でも20年前位から放置竹林が拡大し始め、その頃島田市の環境改善を目的に設立された「しまだ環境ひろば」が中心となって、多い時には数カ所の竹林整備に努めてきました。

③ 現在4つの農園を維持管理していますが、その内の2ヶ所は放置竹林を再生し、果樹園と梅林にして維持管理中です。

④ 10年以上前に、しまだ環境ひろばが、島田市の所轄の部長に掛け合い、「竹破砕機」を購入し、市民への貸出制度や講習会を実施、今では3日に一度くらいの頻度で市民に貸し出され、整備面積は年間5,000~7,000㎡程度になっていると報告を受けていますが、今から思うと「竹破砕機」を買っておいて良かったなと思っています。

 

⑤ 竹の利活用は、堆肥づくり・竹パンなどにトライして来ましたが、現在は竹の子以外は残念ながら断念しています。

 

さて、この会は「竹林整備に係る団体のネットワーク」をつくりながら、交流して行くことになりました。

 

しまだ環境ひろばは、今以上に竹林管理面積を増やす予定はありませんが、団体との交流を踏まえて、再生した竹林の有効活用をして行きたく、交流会の仲間入りはして行きたいと考えます。

 

「しずおか竹ネットワーク」の活躍と繁栄を祈念したい。