「奈良路を歩いて紅葉を楽しむ会」2日目の感想

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

「奈良路を歩いて紅葉を楽しむ会」2日目(11月25日 土)の昨日は、ホテルをゆっくり出て、近鉄桜井駅から室生口大野駅で下車、バスで室生寺に向いました。

 

室生寺は、奈良時代の980年に天武天皇の勅命をもって建てられたと伝えられています。さらに835年に真言宗の祖・弘法大師空海が唐から授かった教えを遺言に纏めて託し、以来真言宗の重要な道場の一つとして篤い信仰を集めているという。

 

国宝の「金堂」や「本堂」や「五十塔」を見て、更に足を延して急階段をやっとで登り切り奥の院・御影堂」まで辿り着きました。

 

筆者も今年は傘寿、もう次はこの急階段を登るのは無理でしょう。良い記念になりました。

 

どこも紅葉は見事でしたが、昨日散策した「談山神社」同様に赤と黄色が冴えなく感じました。

 

毎年紅葉見学は続けていますが、昨年の琵琶湖疎水周辺の「毘沙門堂」や「日吉大社」・「西教寺」の紅葉を見るにつけ、今年の紅葉は未だ葉がしっかりしているのに紅葉の鮮やかさは今一でした。

 

やはり今夏の異常な暑さ急激な気温の下降など、気象の変化が影響したものと思われます。

 

どうやら今年の世界の平均気温は、12月一ヶ月を残してはいますが、過去最高になりそうで紅葉まで影響を受けそうとなると穏やかではありません。

 

私たちの便利な生活が、知らず知らずの内に地球を痛めつけているわけで、そこに気が付かないわけには行きません。

 

今一の今年の紅葉を見ながら、環境保全活動の重要性を再認識しています。