NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。
去る11月5日(日)~18日(土)まで2週間、島田市地域交流センター歩歩路の回廊にて開催した「NPO法人 しまだ環境ひろば20周年記念活動展示ギャラリー」を総括しました。
開幕前日の4日(土)、早朝から会員が会場に集まり、予め用意した設計図(見取り図)に基づき、16mの回廊に掲示パネルを吊り下げて、説明大看板を貼り付けて行きました。
説明看板は全部で6つ、
(1)ご来場歓迎! しまだ環境ひろばの現状の活動紹介
(2)タイトル「NPO法人・しまだ環境ひろばの20年のあゆみ」、大看板をこの日のために新作、環境分野別の20年間の活動をアピール!
(3)タイトル「SDGsで循環型社会づくり」、令和4年度くらし・環境展で、4ヵ所の市民農園の維持管理・手づくり味噌体験会の運営・生ごみの堆肥化活動の普及についてアピール!
(4)タイトル「ごみは宝だ!燃やしてしまえばただの灰」、平成30年くらし・環境展で一般家庭の燃えるごみの削減を大アピール!
(5)タイトル「島田市ゆめ・未来百人会議へエントリー エコまち未来Proj」でごみの減量と小水力発電の創出をアピール!
(6)タイトル「どうやるの、どうするの、挑戦しよう!地域エネルギーの創出と賢い節電」、平成24年くらし・環境展で一般家庭における10の節電方法をアピール!
会場の受付机の上には、次のような活動ドキュメントを並べ来場者に閲覧して頂きました。
(1)島田市環境基本計画シリーズ(第一次・第二次)
(2)島田市環境報告書シリーズ(平成18年版~令和3年度版まで)
(3)島田市市民環境塾報告書シリーズ(平成20年~平成28年まで、島田市からしまだ環境ひろばが業務委託された)
(4)島田市エコ活動制度活動報告書シリーズ(平成25年~令和4年度まで)
(5)大井川用水路を活用した「小水力発電推進合同検討会報告書」
原則として説明員を置かない予定でしたが、初日(5日)、8日、9日、11日、12日、14日、最終日(18日)は待機しました。
開催案内は、「広報しまだ10月号掲示板欄」・島田市公共施設掲示板(おおるり・歩歩路)・「島田市新婦人会」・「ゼロウエイスト研究会」・島田市市民活動センター・島田市(環境課・市民協働課・農業振興課)・市議会議員有志・会員の知人友人等々広く広報しました。
初日には市長・環境行政所轄部長他、期間中に案内を発信した議員さんや友人・知人のみなさんの大部分に来場頂きました。
ただ残念ながら、一般市民の来場は少なかったと言わざるを得ません。
筆者が当番で待機をした中で、一般市民の来場数は数人だけでした。
開催期間中には2日間、「島田市産業祭」も開かれ大勢の人で賑わいましたが、直ぐ近くの当会場(歩歩路)に立ち寄る人は皆無でした。
お祭りや遊びには人は集まりますが、環境問題には集まりません。
期間中に歩歩路の大ホールでのイベントに期待しましたが、回廊展示を見てくれた人はどの程度いただろうか。
いずれにしても、一般市民の「環境問題関心度」は非常に低い。
6つの説明看板の中で、4つは過去の「くらし・環境展」で出展した作品を小修整して展示しましたが、内容はそのまま今でも通用するものばかり!
要するに、環境問題(課題)は、20年間全く変わらず、市民の環境意識も向上せずに今日に至っているということです。
足元には、「気候の大変動」による「気候難民の大移動」・「食料危機」等が迫り、対策として「脱炭素」・「再エネ創出」・「省エネ」等々が叫ばれているのに、市民の反応は鈍い。
2050年には、2憶1000万人もの気候難民が押し寄せて来るという。
日本も安閑としていることはできない。どうしたものだろうか。