NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。
昨日(3月12日 火 pm)は、午後3時過ぎまで大雨、天気予報通り夕方一気に晴れ間が出て日が差すと東の空に大きな虹が、と思ったらまた曇り出し虹は数分で消えてしまいました。残念!
さて、しまだ環境ひろばは年度制(4月~翌年3月まで)をとっていますので、3月は決算月であり新年度の活動計画や予算計画の立案の月でもあります。
筆者は事務局長も兼務していますので、小さな市民活動団体ですが3月は大忙しの月です。
島田市市民活動センター(行政と市民の中間組織)からも、NPO法人への年度末~新年度初の事務手続きの励行について注意喚起の通信が届いています。
と言いますのは、NPO法人の場合は、NPO法(特定非営利活動促進法)と自団体の定款に基づいて、この時期は諸々の事務手続きが規定されており、怠ると罰則もしくは法人取消しとなります。
最近、NPO法人の会員減少・高齢化・後継難で事務処理が滞り、警告や法人取消しを受けているNPO法人が多数出て来ているようです。
NPO法人の事務手続きは誰でもできるものではなく、知識が必要ですので、事務局を担っていた事務局長が何かのアクシデントでいなくなると、一気にお手上げ状態になります。
しまだ環境ひろばは、平成23年(2011年)にNPO法人化し今日まで、NPO法に乗っ取り諸手続きを励行していますが、正直言って得る物に対して代償(事務量)が大きすぎます。
NPO法人とは、聞こえは良いですが世の中の扱いは、法人ではない一般の市民団体と何も区別がないし重く扱われることはありません。
世の中に対して責任を負っているのだから、もう少し意見を聞かれるなり、相談されたりしても良いのだが。
確かにNPO法人になれば、法人として財産(土地・建物・借入金等々)を保有したり、諸々の契約ができますが、小さな市民団体ではそんな必要もありません。
しまだ環境ひろばも、耕作放棄地を再生して市民農園を開設する時、地主・JA・行政との賃貸契約上、法人化を義務付けられてNPO法人となりましたが、それ以外にはこれまで何の恩恵もありません。
高齢化した市民活動団体が急速に解散・自然消滅していますが、事務量の多さも起因しています。もうちょっと簡素化できないものか。