24日の総会は、今後のあり方を決める会に。

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

しまだ環境ひろばでは、一カ月前に会員には通知済みですが、「令和3年度 通常総会を次のように予定しています。

 

 ■ 日時:4月24日(土)午後1:30~3:30まで

 ■ 会場:地域交流センター 歩歩路 活動室

 ■ 議題:令和2年度事業報告・決算報告・令和3年度役員選任・事業計画・予算計画・その他

 

既に大部分の会員から出席の返事をもらっています。

 

今日(4月19日 月)は、議案書の印刷を行いました。

 

総会会場の「地域交流センター 歩歩路」には印刷機があり、利用登録済みの市民活動団体には印刷機を安価で利用できますのでいつも助かっています。

 

さて、会員の高齢化・会員減少で、しまだ環境ひろばの活動力は確実に低下しています。

 

24日の総会では、今後のあり方を相談する予定ですが、活動力のアップを目指すのか、現状維持に甘んじるかは会員次第です。

 

しまだ環境ひろばは、活動現場を維持管理していますので、その気があればやることはいっぱいあります。

 

現在、実際に現場に出て草刈りや樹木の養生、イベントの企画・実践をしている会員は数人ですが、嘗てのようにみんなで集団活動が復活できるかどうか。

 

意見要望は自由だが、自ら実践ができるかどうかだ。

 

今、活動している会員は、市民農園にしても、手づくり味噌の体験会にしても、一般市民が拠り所にして定着しており、放り出すことができなくなっているからに他なりません。

 

体が続く間は継続してやろうという心境になっているからです。

 

24日の総会は、現状を良く理解して、今後のあり方を決める総会にしたいと考えています。

 

一般市民のみなさん、傍聴は自由、オブザーバー参加も自由です。

 

歓迎!

 

「リーダよ、批判より提案を」を読んで。

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

筆者は、新聞は日本経済新聞を愛読しています。

 

地元ニュースに疎くなるのが欠点ですが、テレビの地元ニュースで補充しています。

 

いつも真っ先に読むのが、「社説」や「春秋」や「大磯小磯」などコラム記事です。

 

時折り、ハットするような記事が載っています。

 

昨日(4月17日 土)の日経朝刊 19頁 大磯小磯の「リーダーよ、批判より提案を」には強く共鳴しました。

 

記事は、新たなチャレンジには、問題を解決したいという強い意志が必要だ。

 

やらない理由を並べるのは簡単だ。

 

否定的な見解しか示さないリーダや上司、変化を望まない現場抵抗勢力になり、組織のイノベーション、社会や企業の成長を阻害する。

 

記事は、リーダのみならず現場にも、不満を言うだけでは何も解決しない。何が問題なのか、どうしたら解決できるか、強い意志をもって、主体的に解決すべきだと、苦言を呈しています。

 

問題点の指摘は誰でもできるが、具体的な代替案を議論できなければただの評論家でしかなく、何も生み出さない。

 

環境が変わる今だからこそ、日々の会議や研修などの討議から新しい提案とチャレンジができる組織文化の定着を目指したらどうか、と進言しています。

 

地域社会の中にも、前例主義や保守主義が充満し新しい芽を摘んでいる人がおり、自分がそれに当たっていることに気が付いていない人がいる。

 

新しい提案は大事にすべきだし、提案よりも実行、口より実践が大事だ。

 

記事は、管理職が率先して取り組めば、組織風土が大きく変わり、時代の変化に適応した組織になる。と結んでいます。

 

地域社会(自治体・市民活動団体・自治会)も同じです。

 

主担当で実行したい人、是非来たれ!

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

しまだ環境ひろばは、活動フィールド(現場)を維持管理しています。

 

嘗ては、決められた日に都合の付く会員が出動して活動フィールドを維持してきましたが、維持管理するためには多少なりとも資金が必要です。

 

安価でも資金(お金)を頂くためには、品質(出来映え・納期を守る)の確保が必要ですが、都合の良い時だけ出て来るボランティアだけでは、活動の継続は難しくなりました。

 

実は、ボランティアというのは、自分がやらなくても誰かやってくれるだろう、という無責任団体になりがちです。

 

嘗ては、その穴は役員が埋めていましたが、それもだんだんできなくなりました。

 

現在、しまだ環境ひろばは、活動フィールド毎、事業毎の「主担当制」になっていますが自然のなりゆきです。

 

主担当には、少額の経費支給と、事業の責任が任せられ、小口現金も託されて、収入の範囲で裁量も与えられています。

 

主担当の要請で、会員は都合の良い時出動することは今まで通りです。

 

しまだ環境ひろばは自然に、主担当と一般会員に分かれていますが、新しい事業を企画して、会員が賛同すればいつでも主担当になれる道は公平に用意されています。

 

来る4月24日(土)の「令和3年度 通常総会には、是非新しい事業の提案を待ちたいものだ。

 

意見や批判を持っている会員、主担当からの要請で出動するだけで飽き足らない会員がいたら、提案して是非とも主担当になってもらいたい。

 

今は、意見よりも提案、提案よりも実行の時だ!

 

<しまだ環境ひろばの活動フィールドと維持管理事業

 

 ■ 御仮屋市民農園:約600坪の耕作放棄地を開墾し市民農園に再生、市民参加者から約6坪の菜園参加料を年間5,000円頂き、給水水道料・土手や畦の草刈りなど維持管理を行っています。

 ■ 伊太観音様奥梅林:約300坪の梅林を再生し、会員に安価で梅を斡旋しその資金で梅の剪定・草刈り・土づくりなど維持管理している。

 ■ 伊太八幡宮西竹林:約600坪の竹林を皆伐して果樹園に再生し、会員に柚子などを安価で斡旋し、その資金で維持管理している。

 ■ 中溝町コミュニティ農園:約80坪の休耕田を畑に再生し、穀物・野菜を栽培して維持管理している。

 

しまだ環境ひろばの その他事業(活動)>

 

 ■ 島田市環境基本計画 進行管理事業

 ■ しまだ環境ひろば塾開催活動

 ■ 環境保全に関連する広報(PR)活動

 ■ ごみの減量活動

 ■ 手づくり味噌の友の会活動

 ■ 大井川用水路を利用した水力発電創出の検討

 

その他事業も非常に意義のある活動であり、主担当でやりたい会員は是非申し出てもらいたい。

 

また、一般市民のみなさんへ、主担当でやりたい人是非来たれ!

 

令和2年度「しまだ環境ひろば」会計監査終了

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

今日(4月16日 金 am)は、静岡駅南口 「ふじのくにNPO活動センター」にて、しまだ環境ひろばの業務・会計監査を受けました。

 

監査人は、元M電機(株)経理部出身のK監査役さんです。

 

K監査役さんには平成23年12月に、しまだ環境ひろばがNPO法人化して以来監査役を担って頂いており、今年度で9年目になります。

 

しまだ環境ひろばの会計担当役員は理事のHさんですが、会計も兼務してもらい、総勘定元帳を管理しています。

 

しまだ環境ひろばは、事業毎の主担当制をとり、主担当者は事業の責任を負っています。

 

従って、主担当者は、「小口現金」を持って、それぞれ当該事業の会計事務を担っています。

 

監査に当たり、決算報告書・預金通帳・現金・総勘定元帳・各小口現金勘定を机上に提示しました。

 

K監査役は、先ずは預金通帳残高と現金残高が、決算書類と合致しているか、決算書類と総勘定元帳が合致しているか、の検証から入りました。

 

次いで、総勘定元帳と、入出金伝票及び領収書のチェック、小口現金勘定及び入出金伝票・領収書のチェックを行いました。

 

全ての帳簿と、それを裏付ける全ての入出金伝票及び領収書は合致していることが証明されチェック作業を完了しました。

 

最後に講評があり、次回より改善の指示がありました。

 

 ■ 入金伝票の裏付けになる、斡旋単価・個数は明確にすべきだ。

 ■ 入金があった時は、複写式の領収書の発行を行い、控えを入金伝票につけた管理をすべきだ。

 ■ 出金は領収書の裏付けがあるが、入金は不明確になりがちであり公明性が要求される。

 

監査報告書に署名捺印を頂き無事監査を終了しました。

 

K監査役殿 ありがとうございました。

 

今日は市役所の関係各課を訪問

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

今日(4月15日 木 am)は、「しまだ環境ひろばの通常総会」の開催を24日に控えて、行政情報収集のため市役所各課を訪問しました。

 

毎年この時期には、代表の務めとして励行しています。

 

新年度の総会議案書の「事業計画」を立案するためにも、行政情報は欠かせません。

 

この時期、多くの部署で部課長の交代があり、挨拶回りも目的の一つです。

 

先ずは、M整備課さんを訪問し2つの課題について話合いました。

 

■ 御仮屋市民農園の維持管理

 

平成24年、島田市・JA大井川・NPO法人しまだ環境ひろばの3者による賃貸契約の下で御仮屋市民農園を開設し今日に至っていますが、会員の高齢化・後継難でいつ維持管理ができなくなるか分からないと窮状を訴えました。

 

これに対して市は、しまだ環境ひろばの中で先ずは後継育成を、それでもだめなら市民農園参加市民で運営チームを結成できないか検討をしてほしいと自助・自立を要求、市も対応策が無いようだ。

 

困った!

 

■ 市民による「手づくり味噌の体験会」

 

しまだ環境ひろばでは、これまで10年連続して東光寺園田農園・島田市・当会の3者共催で、「手づくり味噌体験会」を開催してきました。

 

この2年間は事情により、大豆は他地域からの仕入れになりましたが、令和3年度は、「米麹」と「大豆」共に、無農薬有機栽培の園田農園さんからの供給を受けることで既に話合いがついています。

 

今日の打合せでこれからも、しまだ環境ひろば・園田農園・島田市3者共催で「手づくり味噌体験会」を実施して行くことで内定しました。

 

これで、名実共に「安心安全」、「地産地消」の、手づくり味噌が復活します。

 

コロナが終息して、今年度は是非共みんなで和気あいあいで新春の「手づくり味噌体験会」を楽しみたいものだ。

 

次に、S協働課さんを訪問しました。

 

 ■ 挨拶程度でしたが島田市が宣言した「デジタル変革宣言」を市民レベル(自治会・市民活動団体)まで浸透させていくことを誓い合いました。

 

次に、「H課税課」を訪問し、令和2年度の減免手続き書類(申請書・事業報告・決算書)を提出し受理されました。

 

さて、しまだ環境ひろばの所轄部署(対面)は何と言っても「環境課」さんです。

 

 ■ 同課は、市役所本庁舎から車で30分ほどかかる、山の中の「田代環境プラザ 焼却センター」にあり頻繁な訪問は難しい。

 

 ■ 今日も電話による「報・連・相」になりましたが、今日は同課の配慮で顔合わせができました。

 

 ■ 令和3年度の島田市くらし・消費・環境展2021」は来る10月2日(土)に会場確保済みであること、コロナ禍、開催可否は出展予定団体の意向を確認して決めたいとのことである。

 

 ■ 環境課題は山積み、協力して問題を解決していくことを申合せしました。

 

今日の市役所各課訪問は大変有意義でした。

NPO法の改正に寄せて

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

静岡県くらし・環境部 県民生活課 協働推進班より、NPO法に関する手続きの変更と改正NPO法の施行について」という文書が、しまだ環境ひろばに届きました。

 

内容は、

 

 ■ 4月1日より、特定非営利活動促進法施行条例施行規則」の改正により、「事業報告書等提出書」などの書類の押印、副本の提出不要となり、メールアドレスが追加となること。

 

 ■ 6月9日より、「改正特定非営利活動促進法が施行され、縦覧期間の短縮、個人情報保護の強化、認定・特例認定の特定非営利活動法人の事務負担の軽減がなされること。

 

4月は年度始め、多くのNPO法人が、所轄官庁や法務局に対して事業報告や役員変更の諸手続きをします。

 

しまだ環境ひろばも、来る4月24日(土)に、「令和3年度 通常総会」を開催し、事業報告・決算・役員選任・事業計画・予算の審議をし承認を得て、所轄官庁へ報告書の提出をします。

 

併せて、新年度は役員改選にあたるので、法務局への役員登記も必要になります。

 

毎年のことですが、事務労度の煩雑さと、書式の書き方に悩まされます。

 

提出後は、一文字違っていても書類は郵送で突き返されてきます。

 

これだけとっても、NPO法人の役員へのなり手がいない要因になります。

 

引き継いだ新任役員も、引き継いだ途端に一苦労します。

 

今回の通知は、毎事業年度における書類の過度な負担を軽減するもので評価はしますが、軽減してもらいたいことはまだ他にいっぱいあります。

 

 ■ 提出書類のかがみ(表紙)は規定様式で良いが、事業報告・決算・役員名簿・会員名簿・総会議事録などは、当該法人が作っている様式で代用してもらいたい。

 ■ 書類の伝送

 ■ 前年と変わらない書類は「変更なし」を認めてほしい。

 

デジタル化の推進が、地方自治体・自治会・NPO法人などでも進み出しました。

 

もっと、思い切って進めてもらいたい。

 

そうして、もっとやらなければならないこと、すなわち「市民参加」を進めてもらいたいものです。

 

 

藤枝市の「たけのこ農家メシ」を見て!

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

昨日(4月12日 月 pm)、NHK BS3チャンネル 午後7:00まんぷく農家メシ」で、藤枝市玉露の里周辺の「たけのこ農家」の紹介がありました。

 

清養寺というお寺を含めて3軒の「たけのこ農家」を、舞台俳優の「梅沢富美男」が訪問する番組でした。

 

藤枝市は、藤枝バイパス周辺から山側は孟宗竹が暴走し、農家の後継難と相俟って荒廃竹林が目立ち、一頃は手がつけようもない位の状態でした。

 

しかし、ボランティア団体も立上り、少しづつ放置竹林にも手が入り、こうして「たけのこ農家」が出てきているのは好ましい事です。

 

それぞれの農家が、お茶・ミカンに「たけのこ」を加えて、種々なたけのこ料理を考えバーベキューなどで市民を呼び込んで事業の素材に仕立てていく、素晴らしい事です。

 

是非、たけのこ料理ばかりではなく、孟宗竹のパウダー(粉末)で竹パンを焼くとか、竹炭を作るとか、商いの幅を広げてもらいたいものです。

 

もっともっと若者にも加わってもらいたい。

 

とにかく、孟宗竹を暴走させないためには、傘をさして歩けるくらいの間隔が保てるまで間伐し、堆肥や少し肥料を与えて土を維持管理して行けば良質の竹の子が収穫できるようになる。

 

島田市も孟宗竹の暴走には手を焼いています。

 

しまだ環境ひろばは、6ヶ所くらいの放置竹林の整備を手掛けて来ましたが、現在は伊太の八幡宮西竹林を維持管理するに止まっています。

 

しまだ環境ひろばの竹林対策は、主に皆伐(全て伐採)でしたが、昨日の藤枝市の「たけのこ農家」のように、維持管理して商いにして行くのが最善です。

 

そうしなければ長続きしません。

 

若者が加わって、竹の利用を深め、是非共生業の一つに加えて成功してもらいたいものです。

 

そういう若者がいれば、いつでもアドバイスや応援ができるのですが。