藤枝市の「たけのこ農家メシ」を見て!

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

昨日(4月12日 月 pm)、NHK BS3チャンネル 午後7:00まんぷく農家メシ」で、藤枝市玉露の里周辺の「たけのこ農家」の紹介がありました。

 

清養寺というお寺を含めて3軒の「たけのこ農家」を、舞台俳優の「梅沢富美男」が訪問する番組でした。

 

藤枝市は、藤枝バイパス周辺から山側は孟宗竹が暴走し、農家の後継難と相俟って荒廃竹林が目立ち、一頃は手がつけようもない位の状態でした。

 

しかし、ボランティア団体も立上り、少しづつ放置竹林にも手が入り、こうして「たけのこ農家」が出てきているのは好ましい事です。

 

それぞれの農家が、お茶・ミカンに「たけのこ」を加えて、種々なたけのこ料理を考えバーベキューなどで市民を呼び込んで事業の素材に仕立てていく、素晴らしい事です。

 

是非、たけのこ料理ばかりではなく、孟宗竹のパウダー(粉末)で竹パンを焼くとか、竹炭を作るとか、商いの幅を広げてもらいたいものです。

 

もっともっと若者にも加わってもらいたい。

 

とにかく、孟宗竹を暴走させないためには、傘をさして歩けるくらいの間隔が保てるまで間伐し、堆肥や少し肥料を与えて土を維持管理して行けば良質の竹の子が収穫できるようになる。

 

島田市も孟宗竹の暴走には手を焼いています。

 

しまだ環境ひろばは、6ヶ所くらいの放置竹林の整備を手掛けて来ましたが、現在は伊太の八幡宮西竹林を維持管理するに止まっています。

 

しまだ環境ひろばの竹林対策は、主に皆伐(全て伐採)でしたが、昨日の藤枝市の「たけのこ農家」のように、維持管理して商いにして行くのが最善です。

 

そうしなければ長続きしません。

 

若者が加わって、竹の利用を深め、是非共生業の一つに加えて成功してもらいたいものです。

 

そういう若者がいれば、いつでもアドバイスや応援ができるのですが。