森林(もり)づくり県民税

しまだ環境ひろば 「水とみどり分科会」 です。

本日(4月8日 木)は、県の建設部 森林局主催の、森の力再生事業に関する説明会に出席しました。

みなさん、「森林(もり)づくり県民税」という税金をご存知ですか?

静岡県は、県土の3分の2が森林ですが、その森が、手入れが行き届かなくなり、「山崩れの防止」や「水を蓄える」などの「森の力」を失いつつあり「森の力」を回復させる必要が出て来ました。
静岡県では平成18年4月から、県民一人当たり年額400円、赤ちゃんから大人まで全てに、「森林づくり県民税」を課して、「森の力」を回復する取組みを始め、今年で5年目に入っています。

この税金は、平成18年度〜今22年度の5年間とし、この後は、県民の声を聞きながら存続を決めるとのことで、島田地区は、来る5月25日(火)
19:30〜21:00 於:川根文化センターチャリム21で、タウンミーティングが開かれるとのこと、是非参加してみてください。

さて、今日の説明会は、この「森林づくり県民税」を使って整備した森林で、体験会や観察会などのイベントや、そこで伐採した木や竹を使った活動を、新しく「地域貢献活動事業」として位置づけて、助成金を出そう、と言う内容でした。

要は、この「森林づくり県民税」は、どうも県民に良く知られていないので、「地域貢献活動事業」として新設して、この事業を担当した団体に、広く県民にPRしてもらおう、というのが主旨のようだ。

残念ながら、しまだ環境ひろばが、森林づくり県民税を使わないで、実践している、里山の放置竹林と、そこでの里山体験会や観察会は、対象にならないとのこと、同じ荒廃した森・竹林なのに、なぜかなーと、思いながら帰途に着きました。