横糸(軸)と縦糸(軸)

しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

しまだ環境ひろばは、平成13年 島田市環境基本計画の策定時に集められた、「市民100人会議」が使命を終えて一旦解散し、改めて平成15年に
設立、基本計画に書いた市民側の目標を、具体的に実行しよう、というのが設立の目的です。

基本計画には、島田市の望ましい環境像の実現を目指し、5つの分野(水とみどり、ごみ、エネルギー・まちと交通、食生活、環境教育)でそれを実現しようと書かれていますので、しまだ環境ひろばも5つの分野に5つの分科会を置いて、環境をテーマに活動を続けています。

さて、eコミの仲間が大変増えて来ました。自治会や地域コミュ二ティのみなさんと、一つのテーマを掲げて活動する市民任意活動団体との交流の機会が増えたことは大変喜ばしいと思います。

自治会や地域コミュ二ティは、限定された地域の中で、全てのテーマを網羅されて活動しています。
市民任意活動団体は、ある専門分野 (例えば森づくり、子育て、環境など)
のテーマをもって活動しています。

前者は、糸に例えると縦糸、後者は、横糸だと思います。

活動は点から線へ、それから面へ拡大しなければ大きな成果を得られないわけで、そのためには縦糸と横糸がうまく連携する事が大切だと思うのです。

しかし、現状はどうでしょうか? 地域によっては、地域の事は地域でやるので、任意活動団体など必要としない(横糸不要)という地区があります。

島田市総合計画の中には、市民と事業者・行政が対等の立場で協働しながら発展につなげていこう、と全てのページに書いています。

行政の中に市民の声を反映していくには、縦糸と横糸が連携して、大きな潮流となり、対等な立場で協働して行き、うまく成果をあげていく事が肝心です。

当会も環境に関したノウハウを持っているつもりですが、任意活動市民団体と自治会・地域コミュニティとの連携の拡大はむずかしいのでしょうか。

eコミ交流会の次のテーマに取り上げてくれるとありがたいと思います。