窒素・燐酸・加里

しまだ環境ひろば 「エこま分科会」 と 「食生活分科会」です。

しまだ環境ひろば コミュ二ティ農園の共同区域畑では、現在大豆と蕎麦を栽培していますが、大豆のサヤがようやく太ってきました。

背丈と葉っぱの成長ばかりが目立ち、このまま実がつかないのではないか、と心配しましたが、何とかなりそうな気配です。

当会の農園では、化学肥料や農薬は一切使わない事を基本方針としています。

本や先生の指導では、野菜作りは、窒素・燐酸・加里の3要素の配合に尽きると言う。

大豆畑の土づくりには、10aあたり牛糞を1〜2t、入れる、一方で牛糞業者の成分表を見ると、窒素1.63% 燐酸2.98%加里3.15%などと書いてある、仮に10aあたり2tの牛糞を入れると、窒素は33kg 燐酸は60kg 加里は63kgとなり、特に燐酸と加里が過剰のような気がする。窒素はそれほどでもないかな。いずれにしても配分が大変難しい。

一方で、大豆は低肥料で良い、という人もいるし、有機肥料ではいくら入れても足りない、という人もいる。いろいろ聞いても一致した答えが得られない。

本当に、農業はこれが正解だと言われる数値はないようだ。失敗と成功を繰り返しながら、自分の畑の現状を良く知り、それに合った施肥を経験に基づいてやっていくしかないのか?

写真は、今朝の大豆のサヤ付き状態と、さつまいも畑の様子です。どうやらさつまいもも何とか付いているようです。