コミュ二ティビジネス

しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

本日(10月12日 火)は、静岡グランシップにて開催された、日創研静岡経営研究会主催 地域活性化フォーラム「静岡の地域活性化」に、当会を代表して2名出席をしました。

コミュ二ティビジネスとは、市民が主体となって、地域が抱える問題点をビジネスの手法により解決し、その活動の利益を地域に還元することによって、コミュ二ティを再生・活性化する事業だという。

当会でも、生ごみの資源化や、休耕田を利用した菜の花栽培などを通した循環型社会の構築、放置竹林対策、油桐のBDF化などに取り組んでいますが、実活動を交えてはいますが、体験活動や、学習会、イベント(お祭りなど)の域を出ず、地域全体の広がりなど、面の拡大に発展しません。

今のやり方では、長続きせず息切れになる可能性が大であり、コミュ二ティビジネスの手法は大いに参考になると感じました。

しかし、地域の諸問題は必ずしも、ビジネス=採算性にもって行くにはそぐわない問題も多々あり、良く選り分けて考えてみる必要も感じました。

フォーラムの締めくくりとして、事業化は ”構想力である” と結論づけていましたが、何をやるにも構想を練り上げる人材の確保・養成が大事であることを改めて感じました。

その人材は、よそ者(移住者でその地域に愛着を感じた者)、わか者(気が若い者、元気者)ばか者(損得なしその地域を愛する者)の3要素を持った者を集めるか、もしくは3要素をバランス良く集める事が肝心だ、という。

市民活動といえども、体験会や学習会やお祭りをやって終わりでは、どうしようもないないので、事業選別をして、必要な事業は何とか再構築をしたい気持ちを昂ぶらせながら帰途に着きました。