大井川の水

しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

今日は(10月11日 月)島田の帯祭りに招待したお客様をお連れして、お渡り行列を最初から最後まで見学、久方ぶりに江戸・元禄時代の優雅な雰囲気を満喫しました。

その後、大井神社の参拝を済まし、博物館から蓬莱橋を行き来し、招待したお客様も大変に満足されて帰りました。

その中で、大井神社の中を流れる川の水の色、蓬莱橋の下を流れる水の色、ちょっと前に大雨が降ったとは言え、灰色な濁りの水が今日も流れていました。

島田市は、大井川という水の恩恵を受ける、水の都ですがなぜその水はいつまでも灰色の水なんでしょうか?

その理由は、現在の大井川の水は、本来の水量の10%しか流れていない事、
またその水は、ダムの方流水のためいつも濁っていること、

町の中の水路も、水量は豊富ですが、その殆どはダムの方流水をトンネルを通して流しているので、全くきれいになりません。

本来、水は川を流せば、浄化されて清流化するものですが、島田市内を流れる水は、2方・3方コンクリートの為殆ど浄化されません。

蓬莱橋の下を流れる水に2通りあることに気づきませんか?

一つは先述のにごり水、もう一つは、きれいな伏流水、そうです!!大井川の
下には、きれいな伏流水が流れています。

本来、川を流せば水はきれいになる筈です。

何とか、大井神社を流れる小川と、町の中を流れ、市民の憩いの場所になっている川くらいは、いつも清流が流れているようにならないのだろうか?

ヒントは、伏流水にあると思うのですが。みんなで協力して是非清流を取戻しませんか。