「島田がこうなったら良いな」水の都、島田市への提案

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

島田市のホームページで、NPOシマシマ(主催)/島田市市民協働課(協賛)が、「島田がこうなったら良いな」を募集しています。

 

良い案には予算を付けて実行してくれるのかな。

 

既にたくさんの投稿があるようだが、応募期限が9月20日まで延長されましたので、次の内容で投稿しました。

 

< 提案: 島田がこうなったら良いな>

 

■ 「水の都 島田市 子どもから大人まで ”親水” を心から楽しむ憩いの場所があったら良いな。

 

< 提案の理由 >

 

島田市と言えば大井川、その大井川には殆ど水はなく「河原砂漠」と言われています。大井川の本流は街中の地下の用水路を流れ、市民の目に触れることはありません。

 

水の都と言えば誰しも清らかな小川のせせらぎや、魚や水生生物が泳ぎまわるきれいな川や池を思い浮かべるでしょう。

 

水の都 島田市と言われても、市民は全くピンときません。

 

リニア問題で大井川の水が減ると言われても、街中に目に触れる水が流れていないのであまり実感も湧きません。

 

そんな中で、市民の多くは知らないことですが、島田市の地下には豊富できれいな地下水が全く減ることもなく貯蔵されています。

 

島田市は、地下水の水量調査を十数カ所の井戸で長年実施していますが、豊富な地下水に変化はありません。

 

地下水は、主に市内に存在している事業者が豊富に使っていますが、一般市民の多くは地下水の恩恵を享受していません。

 

島田市水道の大部分は、表流水(地上を流れる水)をろ過して使っています。

 

勿論、地下水は大事であり、大切に守っていく必要はありますが、島田市の市民が少しは地下水を使って水の恩恵を受けても良いのではないか。

 

島田市下流域の自治体の中には、地下水を水道水に利用したり、街中に地下水を利用した湧き水公園やビオトープを設置したりして市民の憩いの場所を提供しています。

 

当面一ヶ所、街中に

 

 ■ 地下水を汲み上げて、夏場、幼児たちが戯れる、浅くてきれいな水が流れる「親水広場」を作ったらどうか。島田市は殆どの場所で数メートルパイプを地下に打ち込みポンプで汲み上げれば、地下水は上がってきます。

 

 ■ 同じ場所に、持ち帰り自由な地下水の水汲み場を併設すれば、飲料の欲しい市民が引きも切らずに集まって来るようになり、賑わいのまちづくりに貢献する。

 

勿論、水道が止まるような災害発生時には市民に開放するのは言うまでもなく一石二鳥だ。

 

当面、一ヶ所で良く、恐らく高評価が予想されるので、地域の何処にもある公園の片隅に増設してゆけば良い。

 

恐らく、市民は驚き、非常に喜ぶでしょう。何しろ子供たちは水が好きですから。

 

それでこそ、「水の都 島田市であり、それくらい使っても大井川の扇状地に溜まっている地下水は減らない。

 

なぜならば、大井川の地下水は、海岸線に横たわる「砂泥層」によって、海に流れ出る水をせき止めている「神秘な地下湖」であることがある人物の研究で証明されています。

 

本件は何とか実現してもらいたい。