小水力発電 その2

しまだ環境ひろば 「エネルギー・まちと交通分科会」 です。

島田市では、環境基本計画の、3−3 地域エネルギー利用の推進の項で、「バイオマス、風力エネルギー、及び河川での小水力発電等の地域エネルギーの実用性について調査・研究を進めます」 と小水力発電を取り上げています。

一方、静岡県は、平成22年9月、「ふじのくに未来のエネルギー推進会議」からの提言を受けて、新エネルギーの倍増に向けて、走り出しました。

この中でも、小水力発電はかなり大きく取り上げられています。

有力な候補地は、上がっていますが、まだ自ら手を上げている市や地区はないとのことです。

水力発電とは、数十KWから数千KW程度の比較的小規模な発電の総称で、一般的に100KW以下を 「マイクロ水力」 と呼んでいます。

大井川の水の90%は、トンネルの中を流れて、その一部が旧島田市の北部を大井川用水として流れ、また一部が街の中をかなりの水量で流れています。

ねらい目は、水の流れを変えて、銅管を埋めたり、落差を新たに作るのではなく、自然の流れを使って、出力10KW未満 20世帯以下の発電ができ、それが成功したら、面の拡大ができないか? という事です。

あるいは、公共施設一つをまかなえる程度の発電などです。

しまだ環境ひろばでは非力ですが、焼津市のIさんと協力して、去る9月より、現地調査や関係先からの情報収集を始めています。