産みの苦しみ

しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

県の環境局から推奨のあった、”S記念財団 みどりの基金の公募助成” の締め切り期限 11月30日が迫っています。

本日(11月27日)、申請書を書上げ、必要資料集めに奔走しました。

環境保全活動をやるにも、どうしても活動(事業)資金が必要です。労働力は提供できても、経費(種や苗代・燃料費・事務用品費などなど)まで寄付してくれる人は殆どいません。

活動(事業)をやるには、人・金・物が必要ですが、ボランティアの市民活動団体には、人(労働力と頭)しかありません。

従い、助成金補助金)に頼らざるを得ないわけですが、申請段階のハードルもさることながら、当選後の産みの苦しみが待っています。

事業計画書を出して、資金 (大概の場合 国民の税金や寄付金)を助成頂くわけだから、ボランティアだからと言って、事業の遂行や、その管理をおろそかにする事はできません。

企業ならば、優秀な社員がいて、事業進行やその進行管理・資金管理が出来るわけですが、市民団体の場合は、その殆どが、役員や一部会員にしわ寄せされます。

NPO組織にすれば、それが解決するわけでもありません。要は当事者意識のある会員 (自分の仕事・自分の責任と思う人) がどれだけその団体にいるかです。

しまだ環境ひろばには、当事者意識のある会員が要所要所にいますので、申請書の計画推進が出来ますが、それでも申請者の産みの苦しみは変わりません。

どこの団体も、資金はほしいが、簡単に手を出さないのには、それがあるからではないでしょうか。

そう言いながら、毎年、毎年それを繰り返しています。