大井川用水を、辿ってみよう

しまだ環境ひろば 「エネルギー・まちと交通分科会」 です。

大井川は、南アルプスの、間ノ岳を源流として駿河湾に流れ込む、全長180kmの大きな川です。

山が高く、水が豊富な事から、全国有数な、電気を生み出す川 (電源開発)となり、ダムが何と32ヶ所、発電所は15ヶ所もあります。

このため、豊富な水の90%は、発電所発電所へ、山の中のトンネルを流れています。 

<大井川が河原砂漠 (水が殆ど流れていない) と言われる理由はここにあります>

そうして、川口発電所より、牧之原用水と大井川用水に2分岐され、大井川用水は、神座分水工でまた2分岐され、一方は、菊川市掛川市方面へ、もう一方は、島田市藤枝市焼津市まで流れて、最後は駿河湾に注いでいます。

大井川の水が、遠く掛川市焼津市まで、また牧之原台地まで、流れて行っている事を知っている人は少ないと思います。

島田市民を含めて、その周辺のみなさん、家の近くを流れている川を一度、さかのぼって見てみましょう。

ハイキングを兼ねて、歩いて見ましょう。 必ず、川口発電所までたどりつくはずです。

但し、川口発電所 ← 神座分水工 間はトンネルですから見れませんが、両方の分水工を見学すれば流れが想像できます。

しまだ環境ひろばでは、来年3月〜4月ごろ、「大井川用水をバスで辿ってみよう」 を企画しますので、その節は是非参加ください。お楽しみに !!