雨の中、伊太(小水力)発電所見学

NPO法人 しまだ環境ひろば 「エネルギー・まちと交通分科会」 です。


今日 (10月20日 日) は、しまだ環境ひろば塾 「伊太小水力発電所と、小水力発電候補地の探索バスツアー」 を開催しました。


集まったのは、一般市民14名(応募17名で3名欠席)、しまだ環境ひろば会員2名、大井川土地改良区3名の総勢19名でした。


東日本大震災を契機に、原発問題がクローズアップされて、”再生可能エネルギーの創出” が緊急課題となっています。


一方、世界各地で異常気象が勃発し、地球温暖化がその主因とされて、”再生可能エネルギーの創出” が叫ばれています。


今日の目的は、再生可能エネルギーの中で、大井川という財産を持っている島田市で、大きな可能性のある、「水力発電」 について学習しようというものです。


去る7月、「国営 伊太小水力発電」 が稼動を開始しましたので、これの見学をメインに、次の順路で回りました。


◆ 大井川用水の起点の、「川口発電所」 で、3分岐 (神座分水工・水道事業団・牧之原台地) を勉強しました。

◆ 次の「神座分水工」 でも、3分岐 (赤松発電所・水路橋・他) を学習しました。

◆ 伊太発電所の内部見学と、役割・構造・効果を勉強しました。

◆ 大井川土地改良区事務所の遠隔監視システム(伊太発電所・用水路の水門無人管理) を勉強しました。


更に、同事務所にて、しまだ環境ひろばより、パワーポイントを使って、「再生可能エネルギーの創出と、その利用促進」 を講演しました。

◆ その後再びバスに乗り、「栃山頭首工」 の3分岐 の機能を学習しました。

◆ 「志太幹線分水工」 を見学しました。


過日、「静岡中部金属企業協同組合」 が小水力発電機の試験をやった場所ですが、島田市で、”小水力発電所” を作る場合の最有力地になっている場所です。


今日は時折、大雨が振る中、難渋しましたが、予定通りのコースを全て巡回しました。


参加した市民のみなさんは大変に熱心で、質問も多く、事務局の疲れも吹っ飛びました。


今日は、大井川土地改良区 (水土里ネット) さんの最大協力で実現した企画であり、3名の職員さんを始めとして、心から御礼を申し上げたい。

写真は、大井川用水路見学の市民のみなさんです。

ありがとうございました。