生物多様性の保全

しまだ環境ひろば 「水とみどり分科会」 と 「事務局」 です。

しまだ環境ひろば 「水とみどり分科会」 では、”自然環境の保全” に大きな関心を持っています。

10月に名古屋市で開かれた「生物多様性条約10回締結国会議 (COP10) で設立が決まった、「生物多様性と生態系サービスに関する政府間科学政策プラネットフォーム」 (IPBES) が、今12月20日の国連総会で正式に決まり発足したとのことである。

これから数年に一回報告書をまとめ公表されるとのこと。

報告書には、①世界の絶滅危惧種の生息状況 ②生態系変化の将来予測 ③外来種の被害状況と侵入経路の解明 などを明らかにされ、科学的分析に基づいた政策立案・実行を促していく事が目的である。

日本は、IPBESの事務局を誘致する方針だと言う。

島田市でも、毎年3月に、「島田市環境報告書」(白書)をまとめ、この中で自然環境を、動物・鳥類・爬虫類・両生類・昆虫類・魚類・その他水棲生物などを数ページに渡って、生息状況を報告しています。

この中でも、”クマタカ”などの絶滅の危惧、鳥類の総体的な多様性の低下、カメ類の減少、魚類では外来種の増加などが報告されています。

世界的に生物多様性保全が注目されてきた今、島田市でも他市に先んじて、市・環境課と協力して、生物生息状況を最新データで保持し、対策したいものです