NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。
今日(2月24日 金 pm)は、去る2月8日~来る3月7日まで1ヶ月間開催中の、島田市環境課主催の「田代の郷 野鳥ギャラリー」を見学しました。
田代の郷は島田市伊太地区の矢倉山の北に所在し、嘗ては農家が3~4軒点在している山間ののどかな地区で、動物も鳥類も昆虫も自然いっぱいでした。
そこに「島田市伊太田代地区土地利用基本計画」が持ち上がり、田代環境プラザ(島田市一般廃棄物焼却センター)の建設と、当時進行中の新東名高速道路から出る土砂の排出場所の検討が進められました。
しまだ環境ひろばも、市民の代表として特に田代の郷に生息している動物や鳥類などの自然環境の保全の見地から当計画に参画して意見・要望を述べて来ました。
現在の田代の郷は一部の雑木林を残しつつ、新東名高速道路から出た土砂で埋立て、そこに焼却センター・ソーラーパーク・児童公園・共同墓地が出来上がり、嘗ての姿はなくなりました。
田代の郷は野鳥の宝庫と言われましたが、開発で自然の減少は否めません。
それでも周辺では、ホオジロ・ヒヨドリ・メジロなど日頃よく見られる種類の他に、クマタカ・オオタカ・サシバ・ハチクマなどの猛禽類も確認されているようです。
野鳥ギャラリーでは、最近確認された鳥類を中心にして写真展示されていました。
今日はタイミング良く、静岡県野鳥愛護協会の指導員のHさんがおられて、約1時間熱心に説明下さり、知らなかったこともたくさん学習しました。
しまだ環境ひろばでは、同協会のご協力で過去に何回も「大津谷川の野鳥観察会」を開催して市民に喜ばれてきましたが、最近は全くのご無沙汰です。
再び「野鳥観察会」の企画ができればお世話になりたいと、Hさんに依頼して会場を後にしました。
今日は充実した1時間を過ごしました。Hさん、ありがとうございました。