しまだ環境ひろば20周年、秋に記念イベント!

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

しまだ環境ひろばは、今から20年前の平成15年8月に設立されました。

 

母体は、第一次島田市環境基本計画策定のために集められた市民100人市民環境百人会議」でした。

 

第一次島田市環境基本計画は、平成15年(2003年)3月に発令されましたが、その中に書いた市民の取り組みは誰がやるのか、やっぱり市民環境百人会議しかないと、半年遅れて島田市本通7丁目に事務所も構えて、「しまだ環境ひろば」を設立しました。

 

定かではありませんが、100人中で数十人は設立に加わったと思われ、環境基本計画の5つの分野(水とみどり・ごみ・エネルギー・食生活・環境教育)にそれぞれ分科会を設け、会員を配置して活動が開始されました。

 

発足から5年位は、5つの分科会は切磋琢磨、事務所で開催した月一回の「定例会」は、多くの会員が事務所に集い、分科会からの報告と計画の発表は実に活発でした。

 

それはそうでしょう。市民100名が、自分達の取り組みを計画に自ら書いて、これから具体的にどうしてやっていくかを、喧々囂々話合っていたからです。

 

筆者は発足3年目からの途中入会でしたが、議論が夜中まで尽きなかったことを、今でも鮮明に思い起こします。

 

非常に優秀な市民が揃っており、ビジネス界から転身した筆者には非常に新鮮でした。

 

しかし、6年目に5つの分科会同士の軋轢が生じ、路線問題や主導権争いに発展し、とうとう3つの分科会が全員脱会という事態になり、残された「水とみどり分科会」は2~3人づつ他の分科会に移籍し、新入会員を加えて再スタートを切りました。

 

何しろ大量脱会ですから、活動力の低下は否めなく、分科会制の維持は困難と判断して平成22年には分科会制は廃止して組織を一本化し全員体制としました。

 

その後、しまだ環境ひろばは法人化し、NPO法人 しまだ環境ひろば」となって今日に至っていますが、今年8月で丸20年となり「設立20周年」を迎えます。

 

来る11月5日(日)より18日(土)の2週間、島田市地域交流センター歩歩路の廊下を借り切って、「しまだ環境ひろば設立20周年」の記念展示を予定しています。

 

しまだ環境ひろばの母体は市民環境百人会議であり、島田市の環境基本計画も今年で20年を迎えました。

 

島田市は先日、「第三次環境基本計画」を発令し、20周年を踏まえて次の10年計画をスタートさせました。

 

できれば行政と連携・協働して20周年を祝いたい。

 

幸い、この20年間で作ってきた展示物がたくさんありますので、余り手をかけない範囲でアレンジしたいと思っています。

 

本件は、4月22日に開催した「令和5年度 しまだ環境ひろば通常総会記念イベント開催を承認しており、来月くらいから徐々に準備に入りたい。