「市民の取組み」は誰が引っ張るのかな。

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

来る4月23日(土)に「令和4年度 しまだ環境ひろば 通常総会を予定していますので、議案書の準備を始めています。

 

しまだ環境ひろばは、第一次環境基本計画策定時に100人の市民が公募で集められ、策定と言う使命を終えて、計画に書いた市民の取組みを市民の先頭に立って実践するために、平成15年(2003年)結成された会です。

 

島田市環境基本計画は、発令以来もう19年も経っていますが、しまだ環境ひろばも新年度は19年目を迎え、同じ歴史を辿ってきました。

 

筆者は、しまだ環境ひろば発足後の4年目に入会、第4回以降の通常総会議案書を紐解くと、5つの分科会が切磋琢磨し活動していた様子が窺われます。

 

■ 水とみどり分科会:所属員10名程が市内に放置された竹林に毎週のように入り、孟宗竹の伐採や道づくりに没頭していました。

■ ごみ分科会:食品スーパーのレジ袋の有料化のため、マイバック持参運動やふろしき講座開講に一生懸命でした。

■ エネルギー・まちと交通分科会:環境フェアに出展するなど地球温暖化防止活動に懸命でした。

■ 食生活分科会:地産地消の実践・エコクッキング・バザーなどに打ち込んでいました。

■ 環境教育分科会:市から委託された「市民環境塾」の開講に邁進していました。

 

しまだ環境ひろばを始めその他の市民環境団体も、みんな使命感を持って本当に頑張っていました。

 

それに比べると今はどうでしょう。

 

環境に携わる市民団体はめっきり減少しています。

 

しまだ環境ひろばの会員は未だ頑張っていますが、会員減少・高齢化・後継難で昔の活動力はありません。

 

「第三次 島田市環境基本計画(10年計画)」は、新年度末(令和5年3月)に発令の予定です。

 

第一次(10年計画)、第二次(10年計画)、もうすぐ20年が過ぎようとしています。

 

この20年、しまだ環境ひろばは、市民の先頭に立って頑張ってきましたが、残念ながら後継に恵まれず使命を終えようとしています。

 

第三次島田市環境基本計画の発令に際しては、しまだ環境ひろばに変わる新しい市民環境活動団体が必要です。

 

新しい団体に是非共引継ぎをしたい。

 

市民環境動団体は、自然に出来育つものか、それとも作られ育てられるものか、筆者は両方だと思います。

 

今、市民が集められて、「第三次島田市環境基本計画」が検討され、新年度末に発令(令和5年3月)の運びですが、市民の取組みは誰が先頭に立って引っ張るのでしょうか。

 

新しい市民環境活動団体の芽生えが期待されます。