しまだ環境ひろば 「エネルギー・まちと交通分科会」 と 「事務局」です。
今日 (9月9日)で、政府が、東京電力と東北電力管内に出していた、原則15%の削減目標を課した、「電力使用制限令」 が終了します。
中部電力でも、同様の要請がなされ、私たちは協力してきました。
企業の、出勤日シフトや、自家発電の導入、照明をはじめとした間引きなど、一般家庭も、電気機器の使い方の工夫や、我慢で節電に協力し、当面の危機は脱しました。
しかし、原発の再稼動問題や、火力発電依存の急上昇(CO2)など、問題は山済みです。
電力消費量の約30%は、家庭で使われています。
現在の電気料金は、電力会社の、燃料費や人件費など、発電・送電にかかる原価に、一定の利益をのせて算出する、「総括原価方式」 が採用されていますので、原価のアップは、即電気料金の値上げになる可能性を秘めています。
従って、私たちも、日頃の生活を再度見直して、まだまだ気がつかない、節電の工夫を更にしていきましょう。
■ 日頃見たこともない、電気機器の 「取扱説明書」 をちょっと、
”しんどい” ですが、読みかえしてみましょう。節電の工夫がたくさん載っています。
◆ 電気給湯器(お風呂や台所の給湯)の給湯温度は、夏と冬は見直してい
ますか?
旅行など中長期間、家を留守にする時は、休止していますか?
◆ 温水式便座の給水温度は、夏は下げていますか?
冬は、便座には、布カバーをし、ヒータ温度を下げましょう。
また便座のフタはしめましょう。
◆ 電気ポットや、電気炊飯器の保温の使いっぱなしはやめましょう。
◆ 古着で鍋カバーをつくり、料理の保温をしましょう。
しまだ環境ひろばでは、12月14日(水) 「古着で鍋カバーづくり」
を開催します。詳細はまた連絡します。
◆ 電気冷蔵庫の冬の設定目盛は低めにしましょう。
◆ エアコンの暖房設定温度は、20度以下にしましょう。 などなど。