問題点がクローズアップ

しまだ環境ひろば 「水とみどり分科会」 です。


今日 (9月15日 木) は、静岡県藤枝総合庁舎にて開催された、「平成23年度志太榛原地域森づくり連絡会」 に出席しました。


連絡会の目的は、県・市・町・森林組合・森づくりグループ・県緑化推進協会が連携して、県民参加の森づくり活動を推進しようとするもの。


構成は、森づくりグループ 24団体・森林組合おおいがわ・社団法人静岡県緑化推進協会・市担当課・県志太榛原農林事務所 森林整備課 である。


今日の出席は、森づくりグループ11団体・各市担当課と事務局 (農林事務所森林整備課) でした。


予定の2時間の大半が、森づくり団体からの、活動の現状と課題と要望にさかれたが、問題点がクローズアップされて、今回の連絡会は大変良かったと思います。


<森づくり団体から出された主要・共通問題点 (課題)>


◆ 会員の減少・高齢化・後継者不足・若い人が入って来ない。
◆ 資金不足・助成金はひも付きばかりで自由に使えるお金がない。
◆ 安全教育不足 (資金不足)
◆ 技術教育不足 (資金不足)


各森づくり団体の現状の活動状況を聞いて、どこも本当に真面目に、真剣に取り組み、実績を上げている様子が窺えました。


殆どが、行政からの委託や、強制された活動ではなく、自発的、奉仕的なものであり、市・県を挙げて、このような団体活動をもっともっと、裾野が広がるような支援を強化すべきと思います。


今のままでは、あと5〜6年、もつかどうかと言うような発言もありました。


各森づくり団体からは、一様に、今年度連絡会の緑化推進事業計画 (資金) は、これら課題解決になるような事業化が望ましい、との発言があり、事務局側で検討をしてもらうことになりました。


しまだ環境ひろばでも、前述の4つの問題は、恒常的課題であり、これに資金を投入していただければ大変に有難い。

事務局側の英断を待ちたい。